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2007年8月31日 (金)

サマーワークショップ@自由が丘

2007summer_046 夏休み、自由が丘美術館で開催されたサマーワークショップに出かけた。

早朝の電車内でピティナの吊り広告を見た。写真の前山仁美さんは、2006年ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ、聴衆賞受賞しており、今年水戸の佐川文庫でも演奏している。                                                                                

2007summer_047_3 会場は、九品仏浄真寺の近くにある都会的な小さな美術館。少し早くついてしまったので、寺内を散策した。3つの阿弥陀堂に各3体の仏像が置かれ、上品上生、上品中生、~下品下生と呼ばれている。都会の中で、緑が多く住民の憩いの場となっているようだ。セミが鳴いている。今日も暑い日が始まる。

2007summer_049 美術館だけに会場にはボイスの版画が展示され、いい雰囲気だ。ワークショップは、木村悟さんの「ストレッチ」からはじまった。腕のしくみ(鎖骨からの動き)、楽器の構え方(両手を離しても楽器が動かない)、右手のタッチ(芯のある大きな音)、左手の構え(チェロ的)、指のウォームアップ等など。木村さんは腱鞘炎で最近手術をされたそうで、その傷跡が生々しい。本人の体験を踏まえたレクチャーは説得性があった。

2007summer_056 マスタークラスは、5名が受講。木村さんと明石現さんのレッスンを受けた。その中で、高校1年のF君は、テデスコのソナタ第4楽章で受講。4歳からギターを弾いており、各種コンクールにチャレンジしている。今年は、東京国際やモイスイコスにも出るという。ライバルは木村祐君らしい。セゴビアの演奏が刷り込まれている自分からすると奇異な表現が何箇所かあった。木村さんは、上手いことリードし、表現の見直しを勧める。最終的には、中庸な聴きやすい音楽になった。自分の場合は、曲に取り組んで日も少ないのでさらっとした演奏だったと思うが、明石さんから細かなニュアンスを指導していただき、かなりふくらみがある演奏の方向性が見えてきた。最近、目が悪くなり、小さな楽譜は見えなくなってしまった。いよいよ暗譜しないと弾けなくなるか。。

その後、木村さん、明石さんのミニコンサートがあった。木村さんは、右手p、iのみでバッハのリュート組曲のプレリュードを演奏した。ちょっと痛々しかった。全快してから聴きたい。明石さんはうわさ通り、繊細な丁寧な演奏をされた。

打ち上げは、案内ではワインパーティとなっていたが、実際は美術館の奥様の豪華な手料理も加わり、楽しいディナーとなった。2007summer_039     

明石さんの奥さんは女優をされていたという。スタッフも明石ファミリーで、トレーニング(キャンプ)というより、お宅に招待されたような、楽しい時間を過ごしました。

サマースクールは、老舗のGGのもの、濱田先生の清里のこだまの会のものは参加したことがある。今年、蓼科高原サマースクールが立ち上がり、田口さんから誘いがあったがどうしても時間がとれず断念した。最近は、各所でいろいろあり、部外者もOKというものもあるので、参加してみてはいかがでしょうか?

2007年8月19日 (日)

ギターを愛する人のコンサート

「ギターを愛する人のコンサート」が石岡市であり、参加しました。この会にはこのところ毎年参加しているので、顔なじみの方々と楽しい時間を過ごすことが出来ました。

30組の演奏で100人以上来場していたでしょうか。今回から、「ギターを愛する人のコンサート」は「フリーコンサート」として行うとの話がありました。どうでしょうか?何がどう違うかはっきりしませんが、あくまで個人的な印象ですが、何か今までのもので良かったような気が致しました。

4時間すわって聴いているのは相当疲れました。「愛する人のコンサート」の発表会的な内容でしたらまだ分かりますが、「フリーコンサート」としてみれば4時間待って6分間程の演奏というのはどうでしょうか?気にいった演奏に投票するというのもどうでしょうか?ずっと聴くことに束縛されてしまいます。また、結果、選曲がざわついてくることを心配します。シニアコンクールの準備として参加するという方々向きになってくるのかな。。

2007年8月11日 (土)

高橋氏ギター工房訪問

2007summer_024  前から行ってみたかった高橋達男さんのギター工房を訪ねた。那珂川沿いの城里というところ。初めて行って見たが、先日行った八ヶ岳山麓の風景に匹敵する、穏やかなそして美しい場所にあった。早朝の那珂川の風情はなかなかのものがある。

高橋さ んはギター製作の道具も作ってしまうという本格派。最近はハウザーの修理も頼まれてやってしまう程。

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いろいろな部材の説明をして頂いた。ひとつずつ手作業をされている様子が良くわかった。

高橋さんの制作で特徴的と思ったのは、側板の形成の際に無理に外力をかけ固定するという方法をとらず、材料の自然な変形を活かすような形成方法を採用していること。この方法だと、不自然な歪がなく、理想的な方法だと説明されたが、うなずける。逆にそうでない場合は、年数をかけて2007summer_026弾きこむことで不自然な歪応力を開放する必要がある。

また、塗装はセラックをあえて使用しないという。これは、自ら演奏する立場での考えらしい。ブリッジもダブルホールにするなど新しいアイデアをとりいれている。

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その後、幾つか作られたギターを試奏させて頂いた。素人の個人的な感想だが、高橋さんのギターは、外観を飾りたてるようなことはさらさらせず、質素なデザインで、音のバランスが良く、また、弾きやすい。

何でも田部井さんのお弟子さんだったらしく、演奏もすごい。楽器制作に対しても敏感なものを持っていると思いました。楽しい時間を過ごしました。

2007年8月 9日 (木)

太田耕平・Guitaromanie

2007summer_020 イタリアに留学中の太田耕平さんからCDが届きました。

太田さんは、武満徹の「ALL IN TWILIGHT」を弾いています。静謐でありながら、ぐいぐい引き込んでいく見事な演奏です。     

2007summer_019_3 グロンドーナさんのクラスの生徒7人による自主制作CDで、タイトルは「Guitaromanie」。録音、編集、デザインやテキスト等、全て手造りで、録音から2年かかり、発案者はグロンドーナさんとのことです。

 それぞれに、数年かけてグロンドーナさんとレッスンを続け勉強していた格別思い入れのある曲を一曲ずつ録音しているとのこと。

何か心が洗われるようで、「シャコンヌ」や「悪魔の奇想曲」もすっきりした演奏で、弾いてみたくなるような思いにさせます。

(画像はクリックすると大きくなります)

2007年8月 6日 (月)

GLC学生ギターコンクール

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第32回GLC学生コンクールで、浅田侑子さんがGLC賞を受賞しました。浅田さんは高校の部で、パガニーニのカプリスを華麗に安定したテクニックで演奏しました。濱田先生も大絶賛でした。

浅田さんは昨年は確かカディスを弾いて、高校の部で2位でした。その時の演奏がとてもいい演奏だったので印象に残っています。おめでとうございます。

2007summer_018  小、中学生がバッハやブローウェルを見事に弾くのですからレベルが高くなったと思います。ちょっと気になったのは、何人か演奏中同じような場所で鼻水をすうような音を出すことです。そういう呼吸法のレッスンをうけているのでしょうか、気になりました。また、自由曲のみでは優劣を比較するのは難しいですね。結果的には各部門とも良いと思った人が1位になりましたが。結構いい演奏をした人で山崎さん、金田さん、植田さんは本選に進めませんでした。筒井さんのグランソロもよかったですが3位までに入れませんでした。かなり練習したのか上手いのですがプロの物まね的なテクニックを感じる方が何人かいました。全体にレベルが高く、僅差だったと思います。

2007年8月 4日 (土)

益子俊雄・池田さく子コンサート

2007summer_007 日立シビックセンターで益子俊雄、池田さく子のギターとフルートのコンサートがあった。益子さんは、ホセトーマス、アルベルト・ポンセなどに師事され、現在フランスで教授、演奏活動をされている。池田さんもフランスで研鑽を積まれ、現在は東京在住。二人とも日立市出身ということもあり、800席のホールが一杯の盛況だった。

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益子さんはきれいな音で演奏する。フルートとギターデュエットの名曲を数々披露した。ビゼーのセギディリア、ピアソラのタンゴの歴史、モンティのチャダッシュなどはやはり面白い。ジュリアーニの大ソナタの2、3楽章は意外(といっては何だが)に良く、自分でもやってみたくなった。

アンコールは、禁じられた遊びの2重奏。益子さんはすでに60歳を越えているとのことですが若々しい演奏でした。永く演奏活動をされている方のステージは、終演後も余韻を感じさせます。

会場で、何人か知り合いの方とお話をする機会があり、これも楽しい出来事。

(今回の画像は、益子さんから快諾頂き撮影したものです。ありがとうございました。)

2007年8月 3日 (金)

F.ソルのロンド

Mb21218dvd ギタードリーム誌の6巻目が出る。年間購読予約分が終了するので次の年間購読の申し込みをした。創刊時に年間購読をした。菅原氏にはアコラでF.ソルの音楽の講演会をしてもらったり、自分でもソルの曲を弾いたりしている。いまさら言うまでも無いが、いわゆる音楽史上の超一流の作曲家としてとりあげられることはないが、ソルは独自の世界をもった素晴らしい音楽家だ。簡素だが何も付け加える必要が無いといった趣がある。

菅原氏のお薦めはスタロビンとのこと。以下のサイトでスタロビンの演奏(ソルのロンドOp.48-6)が観られます。ハウザーが制作したシュタウファータイプの19世紀ギターで弾いています。音楽だけが伝わってくるような、心地よい世界です。

http://www.youtube.com/watch?v=_PQQ-uWn6WU&eurl=http%3A%2F%2Fwww%2Eclassicalguitarva%2Ecom%2Fcategory%2Fsor%2Dfernando

ちなみに、佳織さんの弟の村治奏一さんは、マンハッタン音楽院でスタロビンに師事したとのことです。

2007年8月 2日 (木)

急に出張となった。同行者に付いて行けば良いということで上野で待ち合わせていたが、待っても現れない。電話があり電車に乗り遅れたとのこと。羽田から広島空港まで行き、そこから呉まで行く予定だった。広島空港から先の交通について何も調べていなかったので不安だったが、広島空港で別な知人を見かけ、バスを2本乗り継いで何とか呉までたどり着くことができた。同行者は新幹線で追いつく予定であったが、更に運が悪いことに集中豪雨で新幹線が遅れ、予定していた仕事の打ち合わせは少し遅れてスタートすることとなった。   

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多少時間ができたので、時間調整もかねて、近くにある「大和ミュージアム」に行った。映画「男たちの大和」で使用した1/10のモデルや実物のゼロ戦、人間魚雷「回天」などが展示されている。夏休みということもあるのか、すごい人気だった。

  

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ここから、対面にある海上自衛隊の資料館に置かれた潜水艦が見える。長さ76m、重さ約2000トンという大きなものだ。

港は、海軍の造船所だった当時の雰囲気を今も残している。

   

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本日打ち合わせた会社の工場は、当時の海軍の施設の一部を譲り受け、今も使用しているとのこと。「大和」の砲台を製作したらしい。打ち合わせの後、高さ約20m、重さ約1000トンのPressure Vesselのパーツの製造現場を見せてもらった。ものづくりの土地柄を背景にした高い製造技術は一朝一夕にできるものではない。職人魂を感じ、感激した。               

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ただ、ここでも海外メーカーとのコスト競争で大変とのこと。人件費が2倍以上違うのだから、容易ではない。

泊まったホテル。駅に近く便利。インターネットで予約すると4割引位になった。 

                                                                                            

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ホテルには、「大和」にちなんだお菓子などの土産が置いてある。広島空港で帰りに買えるかと思ったが、空港には置いてなかった。

2日間ではあったが、自分には印象の強い場所であった。

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