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2007年12月24日 (月)

ギター

Vicc60558 村治奏一さんのコンサートに行ってきました。プログラムは4部構成で、1部はクラシックで、コスト、ソル、タレガ、レゴンディという本格派。ここで前半終了。2部はポンセとバリオス。3部はガーシュイン、オーバー・ザ・レインボウ、フェリシダージ、4部はA列車で行こう、ア・ミ・マドレ(バリオス)、ラメントス・ド・モロ。聴衆は大満足のようでした。レゴンディは19世紀ギターを使えばと思いましたが、後半で本領発揮でした。ボサノバ的な曲が割りとありました。本人の今の好みでしょうか、聞いていても気持ちがいいくらいはまっていました。その中で。ア・ミ・マドレが出てきてびっくり。この曲は本当に泣かせます。クリスマスというのに満員のお客さん。奏一さん、ありがとうございます。

今年は、本当に自分でもいろいろありました。来年はどんな年になるかな。初心に帰ってギターと生活について考えていきたいと思います。興味がある方は、ぜひアコラにお出でください。

私のギター再開時に大きな影響を与えたプロギタリストのIさん、最近は多彩な活動をしているようです。ブログに、「「人とのよい交流をとおして楽しむのが大人の音楽の楽しみ方である」ともいえます。」と書いていました。その通りですね。また、演奏をお願いします。大人の味わいのある演奏、本当にいいです。泣かせる歌を聞かせてください。

人の間に美しいギター;

何事にも出会いが大切で、ギターにもそれが言えると思う。私がギターに係わり出したのもつい最近のことだ。あるコンサートで、不思議なことにその場に居るだけで、とても神聖な気分になった。ギターコンサートというのはただの音楽でなく、神様からの贈り物だという思いが沸きあがってくる。

確かにギター音楽は生きている。

だから生きている人間に優しい。

親しい友人とギター音楽。上質な時間を過ごすために、この二つはこれから先、私にとって不可欠な気がする。

(清酒、白鶴様、阿木耀子様ありがとうございます)

悲しいけれど人はいずれ亡くなります。何かしないといけない。そんな思いです。

爪のことなど

Winter_022_2 先日のG-Clefの演奏で「トレモロが綺麗なので耳に残っています」と身に余る感想も頂きましたが、いつも練習を聞いている身近な人から音がかさかさしていたとコメントがあった。考えられるのは、聞いていた場所が横だったこと、会場の音響、弦を暫く交換していないこと、それと爪。  演奏前に、爪をいじって失敗するケースが多かったので、今回は前の週に練習しそのままししておくこととした。(今は週末しか練習ができない状態)長い分には何とかなるかと思ったが、ちょっと度が過ぎたようだ。演奏会が終わってばさっと爪きりできってみたところ、指の肉に適度に当たってかさつきがなくなった。ギターは爪や弦の状態に悩まされます。

爪については、最近つけ爪の演奏家が増えているようです。最近聴いた方では、グスマン、ボバディージャさんなどもそうでした。つけ爪であれだけ美音が出せるのでしたら考えます。音が硬くなったのは昔の話で、最近はいい素材があるのでしょうか。

トレモロの名曲、アランブラは32分音符に入ってくる3連音符のところがきちっと弾けているかが技術上の一つの目安になっている。ここは、pam、pmi、pai、piami等の運指が考えられる。アナ・ヴィドヴィッチは全曲aを使わずimでトレモロを弾いている。この場合は、3連音符のところは弾きやすいと思う。面白いのは、例えば②弦のトレモロの時、残ったa指を①弦にのせていること。この方がim指が回りやすいのと、雑音防止のためだろう。山下和仁氏もスケールをimで弾く際に、a指を隣の弦に添えておくらしい。

弦については、最近は442Hzベースで調弦していた。当日カルテットをやることになり、直前に440Hzベースにした。この辺は、前もって確認しておくべきでした。今回弾いた曲は、⑤弦、⑥弦を変調するので、曲の途中で調弦し直す場所をあらかじめ準備してはいたのですが、他の弦も全体に音が安定しなかったことは反省点です。どこかでリベンジできたらと思います。

現代ギターGALAコンサートDVD

Winter_024 久しぶりに東京に行ってきました。

あるショップの入場整理券のため早朝に出かけたのですが、並んだ列のずいぶん前で打ち切りになってしまいました。

原宿では、大きな雪だるまが。

Winter_031また銀座のMATSUYAで別な催し物があり出かけてきました。土曜日でしたが歩行者天国でした。

しばらく来てませんでしたが有楽町駅周辺もだいぶ変わりました。

Winter_044山野楽器前のクリスマスの飾り付け。

夕方、立教大学の大きなクリスマスツリーの夜景を見ながら、ホマドリームへ。

残念ながら店は閉まっていました。

そこから、現代ギター社へ行ってみました。

Winter_046 楽譜やCDなどを買い出してきました。現代ギター誌の来年の新年号を買いました。6月に紀尾井ホールで行われた40周年記念GALAコンサートのDVDが付いていました。

日本を代表する演奏家たちのコンサートですね。特に、松尾さん、大萩さんの演奏などは惹き付けられました。何といっても、荘村さんと一緒に弾いた小原聖子さんの「星に願いを」は素晴らしい。

さすがです。

2007年12月23日 (日)

宮下祥子さんのCD

Hr1141

宮下祥子さんのCDが発売になりました。

「ヴィルトゥオーゾ~19世紀ギター作品集」




■宮下祥子 ソロ
  悲歌風幻想曲     Op.59(F.ソル)
  ロッシニアーナ第3番 Op.121(M.ジュリアーニ)
  27のエチュードより 3番、18番、24番 (D.アグアド)
  ワルツ                  Op.32-2(F.ソル)
  ギャロップ                Op.32-6(F.ソル)
  アレグロ・コン・ブリオ Op.83-1(M.ジュリアーニ)
  アンダンティーノ    Op.83-4 (M.ジュリアーニ)  
    
■パヴェル・シュタイドル&宮下祥子 デュオ
  ファンタジー                  Op.54bis(F.ソル)
  アンダンテとアレグレット Op.61-1(F.ソル)

タイトル通り、今回は19世紀のギターヴィルトゥオーゾ達
~ソル、ジュリアーニ、アグアド~によるギターオリジナル作品集です。

最初の音からソルの世界に引き込まれました。何度も聴いたことがある曲ですが、幻想曲の後半、穏やかな、澄み切った場面が幾つも出てきて新鮮な感動を受けました。

ロッシニアーナは全曲版CD、その他いろいろな演奏を聴いていますが、この演奏のキビキビした感じは全然違います。ラッセルの演奏に近いものを感じます。Virtuosoにぴったりでしょう。

アグアド、ジュリアーニの小品も新たな面を垣間見たような、隠れた名曲です。

デュオは、Op54bisはシュタイドルのビブラートのかかった自在に歌う演奏とよくマッチして上品な味のある内容です。個人的な印象で恐縮ですが例えていえば、ブリームとジョンといった感じしょうか。Op61-1のアンダンテはとても綺麗な曲ですが、ややゆっくり目で、新たな表現で、さすがシュタイドル・宮下を感じさせます。

「ソルで始まり、ソルで終わる。」緊張感のある悲歌風幻想曲の出だしから始まり、Op61-1のアレグレットの余韻を以ってCD全体を締めくくっています。

2007年12月18日 (火)

冬のクラシックギターコンサート

Winter_003 つくば市にあるカフェ・レストランG-Clefでアコラ・フレンズによる「冬のクラシックギターコンサート」がありました。サブタイトルは、「二人のA..バリオス」で、アグスティン・バリオスとアンヘル・バリオスにちなんだプログラムでした。

Winter_016

とても綺麗なデュオの演奏から始まりました。

アグスチン・バリオスは、晩年の名曲であるクリスマスの歌とフリア・フロリダ、また、若い時の作品、森に夢見る、大聖堂などが演奏されました。

アンヘル・バリオスは、グラナダの香りを持った3小品が演奏されました。ファリャが作曲したドビュッシー讃歌は、アンヘル・バリオスの協力で実現したものです。何か両者に通じる関係を感じられたでしょうか。

Winter_018

アグスティン・バリオスの大聖堂にちなんだお話。写真を使って熱心に説明されました。荘重なアレグロの宗教的なイメージが膨らんで来ましたでしょうか。

そして、アンコールで弾いたロボスの練習曲11番は大熱演でした。また、バーデンジャズ組曲も大変素晴らしかったです。

詳細はこちら。

http://www.ijsnet.ne.jp/~dee2jak3/gclef2007photo2.htm

2007年12月16日 (日)

オレムスに関して

F.タレガのオレムスは、シューマンのピアノ曲からの編曲です。

1836, Albumblätter No. 5 ("Phantasietanz") がもとになった曲です。

次のサイトなどは名演奏ではないですが、参考にはなるでしょう。

結構、激しい感じの曲です。

http://www.youtube.com/watch?v=zrzQWwXqo4I&NR=1

2007年12月 2日 (日)

ギター

Summer203 ゆかりの森で北口功氏のギターレッスンを受けた。声に出して歌うよう指導があるがどうもまったく歌えない。カラオケなどは嫌いではない方だが、ギターを持つとかなりの音痴になってしまう。この辺に根本的な問題がありそうである。また、今日のレッスンで、弾き方の指導があった。和音のところよりも単音のところの方が強くなるところがあり、そこを意識しないで弾いていたため音量が逆転してすっきりしない演奏だった。ピンポイントの指導でもずいぶん良くなったようだ。

北口氏はCDのレコーディングを進めている。最近2枚制作したが、さらに2枚制作中で、ソルやポンセの名曲が含まれているとのこと。ギター文化館の銘器を使うようだ。

Yosuke01 夜、水戸の佐川文庫で川崎洋介のVnリサイタルを聴いた。ニューヨーク生まれ、ジュリアード音楽院を卒業し、世界で活躍している。水戸室内管弦楽団のメンバーでもある。V.セレブリャーニのP伴奏。

プログラム
■ ラヴェル ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
■ 武満 徹 妖精の距離
■ ショーソン 詩曲 作品25
■ プロコフィエフ ヴァイオリンとピアノのための5つのメロディ 
作品35bis
■ プロコフィエフ ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ニ長調 作品94a

歌うという点ではVnは素晴らしい。100人ー150人の佐川文庫では、PとVnの音が隅々まで朗々と響いてくる。川崎氏は相当なテクニックで弾きまくったという感じだった。こういった中で、自己主張をしていったセゴビアなどのギタリストは相当な努力をしたことと思う。幸い現在はギターへの理解が得られており、無理をしなくとも、ギターの魅力が受け入れられる下地が出来つつある。

県内でも、最近まで佐川文庫のことは知らなかった。また、佐川一信氏のことは全く知らなかった。佐川氏は1984年(44歳)から93年まで水戸市長を努め、その後県知事選に出、30万票を集めたが僅差で落選、95年(55歳)に亡くなった。

「彼はまた情熱の人であって、文学、音楽、芸術をこよなく愛した。若き日のひとつの夢は、「僕の好きな本や音楽を集めて『佐川文庫』として一般に公開したい」ということであった。このことを遺志として受け止め引き継いだ者たちが彼の早世後五年にして辿り着いたのがこの文庫である。
ここには彼の愛蔵書のほか、彼が言及したり、彼が生きていたら関心を示したに違いないと思われるものを補充した約三万冊の書籍と、一万枚のクラシックCDを収めて「出発」とする。(佐川文庫HPより)」

佐川氏とギターの関係はまだ存じないが、偶然、文庫内の蔵書の中に1冊(たぶん1冊だけと思うが)ギターに関する書籍を発見した。2008年3月4日にP.シュタイドルが佐川文庫でリサイタルを開催するが、その時、宮下祥子氏が賛助出演をする。水戸だけは特別彼女のソロがある。プログラムはまだ公表できないが、演奏する曲は、最初の案が館長さんとのやり取り等で変更となり2曲が決まった経緯がある。これも偶然であるが、そのギターに関する書籍に彼女が演奏することとなった2曲が掲載されていました。何か、すごい偶然を感じます。。。

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