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2008年9月28日 (日)

福田進一コンサート

福田進一のギターリサイタルが石岡であった。

  武満  徹:森のなかで (1996)
  グラナドス:12のスペイン舞曲集より
        第1番メヌエット
        第5番アンダルーサ
        第12番アラベスカ
  アルベニス:スペイン組曲より
        セビーリャ
        アストゥリアス

    ー休憩ー

  武満  徹:フォリオス
  J.S.バッハ:シャコンヌ ニ短調BWV1004(福田編)
  L.ブローウェル:ハープと影~武満徹へのオマージュ

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                                                                  さすが、日本を代表するギタリスト。流麗な演奏で会場を圧倒した。アンコールにも気さくに応えてくれた。

打ち上げでも、アマチュア?ギター製作家の楽器でショパンなどを演奏された。

***

福田進一の生演奏を最初に聴いたのは、東京で、確かグラナドスの「詩的ワルツ集」が出版された記念のコンサートだったと思う。「詩的ワルツ集」は現代ギター社から「SHINICHI FUKUDA EDITION Ⅰ」として刊行された。ジョンの演奏で有名だった曲だが、ジョンが弾いていない曲も編曲していた。かなり難度の高い演奏で、さすがパリコン優勝者だと感心した。この曲集の後ろの広告の部分には、山下和仁エディションとして1~5集、展覧会の絵、ハンガリー狂詩曲などが掲載されている。当時の雰囲気が蘇ってくる。渡辺範彦、山下和仁と日本人がパリコンで活躍した時代。だた、両名ともどちらかというと寡黙なほうだった。タイプの異なる福田氏のパフォーマンスに大きな期待が感じられた。

この日は、多分冬だったと思うが、開場するのをずいぶん前から待っていて冷え込んでしまった。同じように待っていた同年代の男女のカップルから、まだ時間があるので一緒に飲みに行きませんか、と誘われ、近くの居酒屋で30分ほど時間をつぶした。私が茨城から来たというと、なんとカップルの女性の方の出身地も茨城で、その上同じ町の出身と分かり、大いに盛り上がった。男女カップルが何故私を誘ったのかが、未だに謎。

昭和60年頃の話で、結婚し暫くした頃だった。この頃から、仕事や家庭で忙しく、ギターから距離を置くようになっていった。実際はそれ以前からで、当時は山下やパコ・デ・ルシアなど早弾全盛時代、確かに高揚感はあったが、ついていけなかったのかな。あれから20年以上経った。自分は数年前からギターに再チャレンジしはじめたが、ブランクの期間は、武満やブローウェルが人気だったようだ。よく分からないで言うのも恐縮だが、この辺をリードしてきたのが福田氏なのだろう。また、今日聞いたグラナドス、アルベニスなども大変素晴らしかった。安堵感、癒しというよりも、流麗、元気をもらうタイプの演奏スタイル。健在でした。

2008年9月23日 (火)

西念時

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笠間市稲田にある西念寺。

親鸞がここに草庵を結び、41歳から約20年間、関東から東北への布教を行った。『教行信証』の執筆を始めたところとして知られている。親鸞は、その後京都に戻り、享年90歳。

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比較的近くにいながら、訪れたのは2度目。20年以上前に来たときに比べ、庭なども整備されていた。丁度雨が上がった後で、清清しい気持ちになった。

観光色もなければ、仏教を布教しようというような気配もなく、ただそこに建物だけがあるという感じである。

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彼岸になると咲くという彼岸花が片隅に咲いていた。

念仏を唱えることで悟りがえられる、何か分かったと思ったら、他人にもつくすのです。無理しなくていいんですよ。平凡な穏やかな時間が流れていた。まさに親鸞の聖地にふさわしい。

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その後、時間があったので、陶芸の町益子 に行ってみた。

益子は、陶芸祭のようなときにはもの凄い観光客で身動きが出来ないほどであるが、平日の今日は人も少なくゆっくりできた。

気に入ったものがあり購入。

2008年9月21日 (日)

フラメンコギターの祭典

Summer_043フラメンコギターの祭典というイベントがあった。

愛好家の演奏と、プロの演奏、お話などからなる2日間の催し物。そのうち、2日目の一部分を聴いた。

純粋なフラメンコだけでなく、いろいろな曲があって楽しめた。

Summer_044 個人的な感想だが、饒舌すぎて真意が伝わらないということがあるように、何かもどかしさを感じた。これは、特定の演奏家ということではなく、このジャンルのスタイルに起因するもののように思う。

その中で、この方のシギリージャは、味わい深かった。ただ曲が長くすぎたように感がした。

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大場さんといとこの方のDuo。曲もジプシーキングのポピュラーな曲で会場を沸かせた。

会場には、北口功さん、大島直さんなど、著名なクラシックギタリストも来られていた。次回、参加するのかな。

そして、その昔ギターの通信教育のレコードですばらしい演奏を聞かせてくれたあこがれのギタリストの伊藤日出夫さんなどを見ることが出来、感激。

2008年9月20日 (土)

アコラ地ビールを造ります

Images

アコラの地ビールを今年も手造りします。

10月25日(土)の午後にビール工房に行きます。関心ある方はご連絡下さい。

最近は、安くて美味しいビール?が沢山あります。キリンスパークリングは軽くて飲みやすいので、この夏は箱買で毎日飲んでいました。                                                    

                                                     

Index_img01 今日、酒屋でスムースを進められた。低アルコール、低発酵でクリーミーな口あたり。さらに飲みやすくなったようだ。

一時は、高アルコールが流行ったが、最近はソフト志向?

マイ地ビールは本格手造りで、製造費用1本1000円程度かかります。100円の発泡酒とは比較にならないいい味に仕上がりますよう、今年も頑張ります。

2008年9月17日 (水)

やはり村治佳織はすごい

418338a7x4l いつの間にか教室発表会が2ヵ月後に迫っている。今週末のレッスンで曲を決めないと、10月にレッスンを受け、あとは本番の前日のレッスンのみとなってしまう。この前レッスンを受けたのは、ソルの悲歌幻想曲だが、時間的に長すぎて発表会の枠に収まらない。最近では、他に、カルレバーロの「南米風前奏曲」、S.アサドの「夏の庭」から「さようなら」を少し練習したが、8月24日のギター文化館のフリー演奏会で弾いてしまった。

悩んだ結果、E.サインス.デ.ラ.マーサの「暁の鐘」とJ.ロドリーゴの「古風なティエント」を持って行って、弾いた具合で決めてもらおうと思う。

先週、爪の形を変えたところ、これまでになくいい感じになった。ただ、平日は弾く時間がなく、そのうち爪が伸びてしまい、いい感じを維持することが難しい。弦は、サバレス、プロアルテ、ハナバッハと変わってきて、今はオーガスティン(リーガルと青)になった。通販で申し込んだものがなかなか届かない。催促したところ、先に送金しないと送らないよう最近になってシステムを変更したとの話、メールを出したといっていたが、消してしまったのか見当たらない。これでは週末のレッスンには間に合わない。ギターって爪や弦でも影響されるのでなかなか大変ですね。

「やはり村治佳織はすごい。」今度やろうとしている2曲は選曲したときには気づかなかったが、彼女がどちらもCD、DVDに入れている。ギターの魅力が表現できて、テクニック的にはそれほど難しくない曲。本当は難しいんでしょうけれど、全くお手上げではないような。。。このような曲が愛好家を増やすには必要なんですよね。

宴会芸的なテクニックは、発案者や1回目は良いですけれどね。

2008年9月16日 (火)

S.グロンドーナ & ギター

S.グロンドーナが今年も来日した。

下記、URLに彼のインタビューが掲載されている。

http://www.geocities.jp/miyamaguitarfes/interview.html

美山の関係者の熱い思いに敬意を表します。

ギター、音楽を愛する方は是非インタビューを一読ください。

一部引用させて頂きます。

『・・・・多かれ少なかれ…ただ「ある」ということです(It is just to be)
…今生きているなら、今であり、明日生きているなら、明日です。
ゼロから始まるのです。未来に関しても同じです。
音楽をつくるというのは、形式的な態度ではなく、音を通して、
音楽を通して、音へ投射されたアフェクション(愛情)を通して、
あなた自身の存在を生きるという本質的な態度なのです。
そのことを信じなければいけません。・・・・・・・・・・・・・・・』

音と人生・生活についてのコメント、正に「acoustic life」の運営方針に重なります。あらためて感銘をうけました。

軽薄な音楽に満ち溢れている現代において、グロンドーナのアプローチは、貴重です。ただ、少し難しく理解し難いと感じます。

このインタビューを踏まえ、またグロンドーナの演奏を聴いてみたいです。見えなかったものが何か見えてくるかも。。。。

2008年9月 8日 (月)

官能評価

職場の机の上に「官能評価」と大きく書かれたセミナー案内の資料が置いてあった。何のことかと思って見ると、官能評価学会という学会までできているようだ。

その学会のHPのTOPにはこんなことが書かれている。「科学技術の進歩は140億光年彼方の出来事を捉えることさえ可能にしました。しかし、地球は環境破壊や戦争の恐怖に曝されています。科学技術は、誰のため、何のためかを考えることが大切です。
官能評価は、人の感覚を用いて物の性質や人の感覚そのものを研究する学問です。
人は感覚によって住む世界を構築しています。感覚は外界と心を繋ぐ絆です。感情、欲望、行動を引きおこし、快-不快、よろこび-かなしみ、創造-破壊のいずれへも人を導きます。
私たちは何を求め、どこに向かうべきなのか、人の感覚を無視してそれに答えることはできません。本学会はそのための知識や情報を提供することを目指し、産学協力して研究活動を進めています。同学の志のある方のご支援・ご参加を心より歓迎致します。」

官能評価とは、人間の主観的な感覚や情緒的経験を計測するための尺度を作り、それを利用して製品開発を行う手法のことらしい。官能小説とは関係がないようだ。
情報化社会となった近年では、利便性が重視され、個人の主観的な「使いやすい」、「わかり易い」といった評価を考慮することが製品を作る上で不可欠となっている。また、人間が無意識下で行っている「美しい」、「使いやすい」、「美味しい」などの主観的な評価を数値化し定量的なデータとして扱うことで、より精度が高く論理的な製品作りが可能となるとのこと。

ギターのコンサートや楽器にも適用できるのかな?

官能評価とは全然関係ないが、コンサートを定量化するとどんなことになるのだろうか。

自分としては、演奏者の技量、演奏者のエンターテインメント、そしてコンサートの意義かな。技量としては、まず①作品の正しい理解・解釈と②それを適確に表現するテクニックがあるかどうかということ。③ギターの美しい音色ははずせないし、④単純にメカニック的に凄いということも魅力的な売りになろう。エンターテインメントということでは⑤プログラミングを重視したい。また、⑥MCや⑦容姿・マナーも大切である。数曲弾くだけなら何でもありだが、2ステージのコンサートを楽しく聴かせるには、必須なことであろう。そして、⑧コンサートの意義ということも落とせない。

コンサートの意義といっているのは、例えば、新曲の発表演奏会とかテーマ性をもった会とかのこと。例えば、来年はタレガ没後100年にあたる。アルベニスもそうだ。ロボスは没後50年(著作権がなくなる?)。何かイベントを考えている人はいるのかな。

配点はこんな感じか;①20点、②20点、③10点、④10点、⑤10点、⑥10点、⑦10点、⑧10点 合計100点

ある程度汎用的ではないかと思うけれど、結局のところ最後は評価者の好みになるのかな?個人的には、配点についてはどこか良い所・気に入ったところがあればそれだけで満点にしても良いとも思っています。

 
 

2008年9月 7日 (日)

ギター+α

Summer_031 今年の夏はなかなか予定が立たなかった。                                               

やっと時間が取れたので蓼科に行った。車山の近くのプチホテルに泊まったが、コースの料理が美味しかった。ワインの飲み放題とチーズが食べ放題になっていた。25種類のワインのリストがついており、チェックしながら飲んだが、10種類位で満足しました。国産のワインであっさりしていたが、チーズは美味しかった。Summer_037

朝、近くのイングリッシュガーデンに行った。ここはオープンの頃にも来た所だが、十数年前に来たときは、芝生とレンガ塀、ハーブガーデンがいかにも新しいという感じだったが、今はすっかり落ちついて規模も大きくなり、定着していて嬉しかった。

Img_1498313_52457448_0 蓼科湖の湖畔にマリーローランサン美術館があり、行ってみた。予想以上に作品が充実していた。

ローランサンカラーの絵画は有名だが、丁度生誕125年の記念展をやっており、いろいろな小作品も展示されていた。リトグラフに気に入ったものがあったが、名前を覚えてこなかったのが残念。

解説本を買ったがそれは収録されていなかった。その後、WEBで探してみたけれど見つかりませんでした。確か、「植民地の、、、」とか。

ローランサンの絵には、馬や雌鹿などが良く出てくる。ギターも意外なほど登場する。ローランサンにとってのギターとは。。

(この件で調べていたら、別件で思わぬ発見が。これは、また別な機会に。。)

Summer_016

夜は、近くでギターのコンサートがあり聴きに行った。

稲垣さんの演奏、とても充実しており、相変わらずの美音で楽しめた。

右側に写っているのは、プロンセス・ピンクさんかも。

パッサカリアニ長調 / S.L.ヴァイス, 
哀歌/J.M.レイモン、
ラ・ミラネーゼ /F.クレンジャンス
スペイン舞曲5番/E.グラナドス、
カタロニア奇想曲 /I.アルベニス,
朱色の塔 /I.アルベニス

いろいろ楽しんだちょっと欲張りな日だった。

それから暫くたちましたが、昨日、TVで、地元のひたちなか市の那珂湊の魚市場が紹介されていました。少し前なら岩牡蠣が美味しかった。アコラでギターを楽しんだ後、ちょっとこんな処にでも足を伸ばして美味しいものを楽しんでみてはいかがでしょうか?

ギター+αということで。

 

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