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2009年3月29日 (日)

鈴木幸男さんギターコンペでグランプリ受賞

2009kita_018今日は天気もよく、また春休みということもあり、上野公園付近は桜には少し早いが観光客でごった返していました。                                     

                                                             

                                                    

                                                    

2009kita_019_2 久しぶりで銀座に来ました。歩行者天国で賑わっています。                         

                                                           

                         

                                                       

  

2009kita_020そんな騒がしさから、ちょっとはなれたところに銀座ブロッサムホールがあります。日本ギター連盟が主催する 第2回「ギター大好きみんな集まれギターコンペティション全国大会」があり、行ってきました。                                   

                                                    

                                     

                                             

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鈴木幸男さんが、最も激戦区のシニアの部で金賞を受賞し、また全体のグランプリも受賞いたしました。おめでとうございます。

                                                       

鈴木さんは、ポンセの組曲イ短調から、サラバンドとジーグを演奏しました。もの凄く集中度が高く、サラバンドの気品と、ジーグの気迫のこもったスケールなど、惹き付けられる演奏でした。                                            

種田さん、中里さんなど、ブログなどで著名な方の演奏も聴くことができ、有意義でした。

ミドルエイジの部では、志賀さんが金賞でした。

アコラで、鈴木さんに受賞記念の演奏をお願いしようと思っています。

◆ある審査委員のブログからの引用です。

審査員長:高田元太郎氏からの講評の通り、プロの登竜門のような他のコンクールとは違い、アマチュアの裾野を広げる事を目的にしているので、審査基準はテクニックやミスにこだわり過ぎず、その曲への思い入れなどが審査員に伝わる演奏を評価するもの・・・ということで、これはこれで審査する側も難しいのですが、大きなホールで2階が審査員席だったため、やはり音の響きは審査に大きく影響したと思います。個人的には、音量よりも和音の響きや高音と低音のバランスが気になりました。
F部門はレベルが高い演奏が多かったので票が割れるかと思いましたが、蓋を開けてみれば圧倒的多数で鈴木さんに決まりました。それにしても、この年代は層が厚いです。

◆これも。

F部門

(全体)もっとも人数の多かった部門です。この部門になると実に一音一音が「ギターらしい響き」になってくるのです。もちろん楽器のレベルも高くなってきます。みな良い楽器を使っています。しかし、それがアダとなって、音楽表現…というよりも表現意欲が疎かになってしまう場合もあります。つまり音楽的に単調になるキライがあるのですね。それには気をつけてもらいたいとは思います。

上記の点において、金賞およびグランプリの鈴木さんは一つ頭抜けていた存在だったと思います。とにかく音楽作りが美しかったです。また「音の余韻」をしっかりと聞いてヴィブラートをかけていたのは鈴木さんだけだったように思います。もちろん、他の参加者の方もそのことを意識していたとは思いますが、実際にこちら側に伝わってきた方は鈴木さんだけでした。

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鈴木さん、本当におめでとうございます。シルバーコレクター返上ですね。

北口功 ギターリサイタルinつくば

2009kita_009 北口功氏のギターリサイタルがつくばのアルスホールで3月28日に開催されました。                                                                                

                                        

                                                                                     

演奏曲目は、以下の通り。

・ ソル 魔笛の主題による変奏曲

・タレガ アデリータ マリーア マリエータ

       アランブラ宮殿の思い出

・バリオス 祈り

      ワルツ第3番 第4番

・武満徹  「12の歌・地球は歌っている」より

・モンポウ コンポステラ組曲(全曲)

・ロボス エチュード第11番 第12番

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アンコールは、ロボスのエチュード第1番、オーバー・ザ・レインボウ、ディノーラ。

素晴らしいリサイタルでした。

同様のプログラムで、先に大阪でリサイタルがあり、その反響に「北口さんは演奏が変わった」というものがあり、多くの方が関心を持って聴きに来られたようです。

◆このリサイタルのコンセプト・心構え

リサイタルで、北口さんはこんな話をされました。

「名曲は宝物である。」 宝物は、名画のように守る人が居て、大切に保管するものである。その一方で、多くの人にみてもらい、多少痛んでも、社会にこんなものがあることを伝えていくものでもある。演奏者も、昔の人はこんなことをしたなど、名曲を伝えていかなければならない。人々もそれによって何らかの刺激をうけ、自分の作品や仕事に反映され、また励まされたりもする。(省略)

◆感想

今回のリサイタルを聴いて、ギター名曲を伝えるという北口さんの精神の高さに関心致しました。ただ、再現するのでなく、多少痛んでも社会に伝えるという表現に注目したいと思います。北口さんというと、職人的な完成度の高い演奏で、水墨画的、余分のものをそぎ落とした魅力といったイメージが自分にはありましたが、今回は、艶やかさを感じるところがありました。

魔笛、アランブラは、特に完成度が高く感じました。なお、アランブラでは、レッスンの時にトレモロの中に入る3連音について言及されていましたが、今回の演奏では必ずしもそのように弾いていないようで興味深かった。バリオスでは、祈りとディノーラは北口さんの演奏で初めて蘇った曲といっても過言でないと思う。最後に弾いたディノーラは、古い名画から抜け出した精が踊っているようなファンタジーに溢れた最高の演奏でした。

また、コンポステラ組曲のレチタティーボ、カンシオン、ムニェイラは、このリサイタルのひとつの聴きどころと思いました。

最後のV.ロボスのエチュードも火花を散らすような、それも氷の火花とでもいうような熱演でした。11月のアコラでの12のエチュード全曲演奏が待ち遠しいですね。

・作品(作曲家の心)は演奏されることを待っている

 演奏された作品は、聴かれることを待っている

 作曲家、演奏家、コンサート参加者の魂がふれあわないかぎり完結しない関係がある。

 コンサートの場、空間についての考察。

2009年3月15日 (日)

Giverny Salon(中村氏ミニコン)&北口功氏のリサイタル

2009fmar_025 ◆Giverny Salon (中村俊三 ミニコンサート) 

今日は、天候が悪かったのですが、千葉県や県南からも熱心な方が来られ、
とても盛り上がった会になりました。
中村氏のミニコンサートは、前半のダウランドでは、「涙のパヴァーナ」はやや早めのテンポで引き込まれました。「エセックス伯のガリヤルド」までダウランドらしさの中にもそれぞれの曲の多様性を感じさせる演奏で、また楽器がとてもよく響いていました。
バリオスは、どれも魅力的で、彼のサウダージの感じが伝わってきます。春のワルツは、中村氏のお話にあったように、ちょっと物憂い感じ。楽しみました。
ダウランド、バリオスに共通なのは、この物憂い感じでしょうか。
リュート、ギターならではの世界ですね。

どうもありがとうございました。

◆北口功 リサイタル

さて、3月28日には、つくば市 アルスホールにて、北口功氏のギターリサイタルが催されます。
ギター名曲の前半と、20世紀のギター作品の後半から構成されています。

あるブログにこんな感想がありました。
「北口さんは演奏が変わっていた。(略) 自然な美しさがあった。曲の外側から曲を提示していて、素晴らしかった。レールが既に曳いてあって、ぽんっと曲をそこに置いたような素晴らしさ。(略)」

こちらも、お聴き逃し無く。

http://www.ijsnet.ne.jp/~dee2jak3/Nakamura20090314photo.htm

2009年3月13日 (金)

アブリル・ティラードを弾く

 Giverny Salonが明日(3/14)あります。今回は、前回から2週間しか経っていませんね。先週は、アンサンブルのミニ発表会がありました。週末ギタリストですので、あまり練習する時間がないのが悩みです。でも、時間があると、ついつい弾きすぎて指を壊してしまうこともありますので、丁度良いのかもしれません。

 さて、ソルさんのMixiで、「ペルーのソル」、アブリル・ティラード のことが話題になっています。

『ある時「アブリル・ティラード」という未知のギタリストの作品が載っていた。中野先生の解説によると、もともとは19世紀の半ばフランスで出版された「100のメヌエット」という曲集の一部らしい。中野先生は原本は持っていらず、1930年代のイタリアの雑誌に掲載された数曲しか持っていなかった。それらのメヌエットはそれぞれが短いものの、ギターを良く知るものにしか書けないようなパッセージが詰まっていた。スタイルはちょっと違うが、ソル作品のレベルに達しているなあ、というのがその時の感想だった。 』

『そして急激に変化したのが昨年末。ネットをみていたら、アブリル・ティラードについての頁を複数発見。1つはイタリアの雑誌に掲載されたメヌエットを浄書した頁。校訂者が勝手に運指を振っている点、いたずらに休符を加えているのが不満。そしてペルーで100曲出版されたらしいニュース。そして一部がヨーロッパ留学中のギタリストによって出版されたこと。さらにはアブリル・ティラードが生まれた街が彼を賞賛する頁…・ペルーでアブリル・ティラード調査が流行(?)している!

いずれにせよ、アブリル・ティラードについて一気にさまざまなことが判明した。

Pedro Ximanes Abril Tiradoは1780年にペルーのアレキパに生まれ、1856年にボリビアのスクレで亡くなった。ギタリストという訳ではなく、教会の楽長、学校の音楽教師などの職につき、ミサ曲、交響曲、ヴァイオリン協奏曲、ギター協奏曲(!)、ピアノやチェロの曲も作曲したという。

そして最近ペルーから届いた楽譜。上に書いたヨーロッパ留学中のギタリストが出版した100のメヌエットの楽譜。』

 明日は、一夜漬けですが、アブリル・ティラードの「100のメヌエット」から、第50番を弾いてみようと思います。

2009年3月 9日 (月)

永島志基ギターコンサート(5/9)@アコラ

Shiki 「5月9日のプログラムが決定いたしましたので送らせて頂きます。」

永島志基さんから、アコラにメールが届きました。

「ホールの音響が素晴らしいとの話を聞いたのと、少人数のぜいたくなコンサートということで、おもいっきりマニアックなプログラムにさせていただきました。
ちなみにアルベニスの「旅の思い出」を5曲まとめて演奏するのはアコラさんが初めてとなります。(100年だれも弾かなかった曲ですので大変ですが、ライフワークにしたい曲なので記念の第一歩にさせていただきます。)  

                                                                                       永島志基:「スペイン音楽の光と影」

ひたちなか市 アコラ・Giverny Salonにて
2009年5月9日(土) 15:00-

第一部
○オリジナル19世紀ギター「ラコート1839年」で

●パヴァーヌ/L.ミラン
●ファンタジア/A.ムダーラ
●ジョスカンの「千々の悲しみ」による皇帝の歌/L.ナルバエス
●アダージョ/D.アグアド
●モーツアルト「魔笛」の主題による変奏曲Op9/F.ソル
●村の幻想曲Op52/F.ソル
●セレーナデOp37より第一楽章と悲歌的幻想曲Op.59より葬送行進曲/F.ソル

-----------------------休憩------------------------

第二部
○没100年の2人の作曲家
○エルナンデスの孫のために制作された「アグアド1967年」で

●ラグリマとアデリータ/F.ターレガ
●アラビア風奇想曲/F.ターレガ
●グラン・ホタ/F.ターレガ
●組曲「旅の想い出」Op71より/I.アルベニス
 -アルボラーダ
 -アルハンブラ宮殿にて
 -入り江のざわめき
 -浜辺にて
 -大地の門                              」

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

これは、凄いことになりそうですね。

アルベニスの「旅の思い出」OP.71を5曲まとめて演奏というのは前代未聞です。
没100年の2人の作曲家を「アグアド1967年」で演奏する後半は、
今年はこの二人の作曲家に関するコンサートが少なくないですが、これは出色です。
前半の19世紀ギターによるミランからソルまでも、大変興味深いです。
アグアドはどんな曲なのか、わかりませんが、楽しみです。
ソルもこの選曲にした理由が何かあるのでしょうね。
OP37とOP59を合わせたのはどういうことでしょうか。
ソル、タレガ、アルベニス、この3人の曲はギター史のハイライトですね。

現代ギター誌3月号の【今月の楽譜】 にこの「アルボラーダ」が掲載されています。また3/23に出る現代ギター誌4月号に「浜辺にて」が掲載されるとのことです。
フリア・フロリダなみの名曲だとのうわさもあり。それ以外の3曲は、ホマドリームから楽譜が出版されています。

アコラでこのような会が出来ることは、大変嬉しいです。
それも、少人数で聴けるのは最高です。

予約受け付けますので、希望される方はお早めにお申し込み下さい。

打ち上げを、那珂湊の魚市場の店で行う予定です。この機会に是非素敵なコンサートと、美味しいお魚を堪能されてはいかがでしょうか。

永島志基さんのHP: http://www.g-shiki.com/

アコラのHP:http://www.ijsnet.ne.jp/~dee2jak3/acousticlife.htm

        http://www.ijsnet.ne.jp/~dee2jak3/Nagashima2009acola.htm

石巻小旅行

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石巻へ小旅行、リフレッシュしました。

石の森萬画館:http://www.man-bow.com/manga/info2.html

サン・ファン・パーク:http://www.santjuan.or.jp/bautista/mission.html

友福丸:http://www.tomofukumaru.com/

2009年3月 8日 (日)

アコラ・フレンズ@茎崎ふれあいプラザ

2009fmar_001 つくば市茎崎のふれあいプラザで、アコラ・フレンズの演奏をしてきました。

合同発表会で、ステージ発表、展示会などがあり、25グループのステージ発表がありました。とても賑っていました。                                                                                          

 

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アコラ・フレンズは、次の曲を演奏しました。

TICO TICO、アドリア海の青い空、コーヒールンバ

5名のメンバー全員が集まっての練習は数回だけでしたので、現状ではそれなりの演奏だったと思います。

「要所要所で背筋がぞくっときた」、「すごくハイレベルのグループですね」という感想もいただき、ありがとうございます。 

2009fmar_008 他にギターでは、「ギターアンサンブルあすか」の演奏がありました。息のあった演奏で、よく練習していると思いました。                

                                                

                                                

2009fmar_006 4月のGiveny Salonでゲスト演奏をしていただく水谷允彦君が聴きに来てくれました。出番までの待ち時間に、展望室でちょっと演奏を聴かせてくれました。ギターをはじめてまだ6年だそうですが、難しい曲をどんどん弾いてしまうので、今度のミニコンサートが楽しみです。                                     

         

http://www.ijsnet.ne.jp/~dee2jak3/Mizutani2009acola.htm

2009年3月 2日 (月)

Giverny Salon(3/14)・中村俊三コンサート

Nakamura

次回のGiverny Salonは、中村俊三さんです。

J.ダウランドとA.バリオスの作品を中心とした演奏会でとても興味深いです。

愛好家の自由演奏会への参加者募集中です。また演奏を聴かれるだけの方も大歓迎です。

お申し込みはお早めにどうぞ。

http://www.ijsnet.ne.jp/~dee2jak3/Nakamura2009acola.htm

千葉県からも愛好家の参加があり、大変盛り上がっています。

Giverny Salon・大島直 ミニコンサート

2009feb_0062/28のGiverny Salonに参加いただいた皆様に御礼申し上げます。

大島直さんのミニコンサート、良かったですね。

使用楽器は、ホセ・ルビオ。ブリームがノクターナルの録音に使ったことで有名のようです。

太く丸い音色で、オーソドックスな演奏。

原点を感じさせ、勇気付けられます。

http://www.ijsnet.ne.jp/~dee2jak3/oshima20090228photo.htm

Img

4月26日(日)に、大島さんとハープ、フルートによるコンサートが宮代町で開催されます。

「春の調べ」というタイトルで、有名な曲が演奏されます。

ご都合がつくかたは、いかがでしょうか?

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