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2009年9月29日 (火)

次回Giverny(10/24):中村&鈴木Duoより

C02e61fdcfa418f8  次回のGiverny Salon(ギター愛好家の集い:ギター名曲を弾く会)のゲストコンサートは、中村俊三氏と鈴木幸男氏のDuoです。

中村先生から、今回演奏する「バッハのフーガ BWV561」について、紹介をいただきました。

 「バッハのフーガ」についてですが、譜面の方は1969年に出版された横尾幸弘氏のニ重奏曲集からです。譜面の方には作品番号など書かれておらず、弾いてみるとなんとなく有名なト短調の小フーガに似ています。譜面の方を細かく見てゆくとバッハの曲なら当然あるはずの転調があまりなく、テーマも原調と属調でしか出てきません。装飾的な部分もなんとなくバッハ風でもないので、もしかしたら横尾氏の作曲かな?などとあらぬ疑いを持ったりしたのですが、最近そのオリジナル曲がマリー・クレール・アランのバッハ・オルガン全集の中に入っているのを見つけました。

 そこで、BWV番号がわかったわけです。ただし解説を読むとやはりバッハの真作ではないようで、おそらくバッハの同時代の人の作品のようです。ある程度人気のある作品のようで、以前は真作とされていたらしく、おそらく横尾氏もバッハの真作としてアレンジしているのでしょう。原曲はかなり技巧的な曲ですが、アレンジのほうはかなり簡単にしてあり、特に前後の派手な部分はありません。

 とても楽しみなことになってきました。

2009年9月27日 (日)

バリオスWWWコンペティション

Barriosimages バリオスWWWコンペティションに申し込んだ参加者の第一ラウンド通過者(セミファイナリスト)が、下記サイトに公開されています。(本コンペはインターネット経由で評価されるユニークなもの)
第1ラウンドの必須の作品は、Allegro SinfonicoとChoro da Saudade。www.barriosworldwide.com

セミファイナリストは、第2ラウンドの課題曲(Las Abejas)の演奏映像を10月15日までに、YouTubeにアップし、10月31日にファイナリスト3人が選ばれるようです。

ファイナリスト3人は、12月5日にパラグアイで実演のファイナル・コンペティションで競います(優勝5000ドル準優勝2500ドル)。

審査員は、バルボサ・リマ、リチャード・ストーバ、ベルタ・ロハス、エドアルド・フェルナンデス、カルロス・ペイアス。
審査基準は、スタイル・解釈、テクニック、音楽性、独創性、総合的プレゼンテーション。 

日本からの参加者はいなかったのでしょうか、セミファイナリストにはいません。セミファイナストの演奏にも大分差があるようですが、それぞれの好みで優勝者を予想してみるのも面白いですね。聴き比べてみると、ギター演奏における音楽性や独創性、コンクール受けなども見えてくるかも。

2009年9月21日 (月)

Giverny Salon・大島直コンサート

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9月20日(日)、アコラでGiverny Salonが開催されました。                           今回の愛好家の演奏では、県南からも参加がありました。

MTさんの大聖堂、Hさん、Tさん、Fさんのギタートリオによる[シシリアーナ」、「The end of the world」、また、Tさん、Fさんのデュオで「黒い瞳」が演奏されました。ボランティアで施設訪問などもされているとのことで、各人の個性を活かした息の合った楽しい演奏を披露していただきました。                 

2009spt_046 Hさんが主催している、「第2回クラシックギターの集い」が10月4日に守谷市民交流プラザで開催されます。県内のクラシックギター愛好家の方々が集まって、ソロからアンサンブルまであり、楽しい会になりそうです。私もお話がありましたので初参加の予定です。宜しくお願いします。                                           

日立市のTさんが久しぶりに参加され、ソロ演奏の後に弾き語りをされました。                                                 

                                       

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ゲスト演奏は、大島直さんでした。スペイン留学時代の思い出を交えながら、大島さんらしいかっちりとした演奏で、さらに演奏に余裕と深みが感じられました。ドミニク・フィ-ルドとの相性も良いようです。                                                                 

11月29日(日)、つくばふれあいプラザで「茨城県の若きギタリストたちによるジョイント・コンサート」を開催されるとのことです。出演は、大島直、角圭司、足立江美子。 こういう活動を演奏家が自ら企画して実施することはとても良いことだと思います。成功を祈念いたします。

 http://www.ijsnet.ne.jp/~us3jazc3/Oshima20090920photo.htm                                               

                                                          

                                                               

                                                                                 

2009年9月16日 (水)

Giverny Salon(9/20) 大島直ミニコンサート

2009feb_007 ◆今年、アコラに2回目の登場となる大島直さんから、今度のコンサートに向けて、メッセージを頂きました。

”今回すべての曲をスペインものでまとめました。 今後いろんなレパ-トリ-に挑戦したいですが、今の自分を伝えるには最適のプログラムだと思います。

  特にデ・ラ・マ-サの作品はバルセロナで作曲者と縁のあった方々と直接関われたことで個人的にも思い入れがある作品達です。                                     
  
  今年の7月からギタ-をフランスのドミニク・フィ-ルド2005に持ち替えました。伝統とモダンなセンスを併せ持ったこちらのギタ-の音も合わせてお楽しみ下さい。”                                                                 
                                                                                                 
                                                                                         
◆愛好家の演奏曲も決まったようです。今回は、アコラで始めて演奏する方やアコラでは珍しいタイプの演奏もあり、バラエティに富んだ会となりそうです。 お楽しみに!                                        
 
                                
     
                     
◆尾野桂子ギターリサイタル
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9月13日 蕨市民会館                                                              
                                                  
第1部
・セゴビア編20のエチュードより 1番、5番、10番、20番~ソル
・魔笛の主題による変奏曲~ソル
・「スペインの城」より トリーハ、アルカニス、セゴビアの王城~トローバ                                                                            
                                                              
第2部
・南のソナチネ~ポンセ
・アラビア風奇想曲~ターレガ
・ムーア風舞曲~ターレガ
・アランブラ宮殿の思い出~ターレガ                                                    
 
2009spt_021_2
暫くギターから離れていたそうですが、富川先生のところで9年ほど研鑽をつみ、最近は指導もされながら、今回のリサイタルとなったとのことです。ちょっと緊張していたようですが、ギターの音も自然な本来の音で、聴いていて心地よかったです。いい演奏会でした。
   

2009年9月15日 (火)

ブローウェル 「リエージュ協奏曲」

20090913panf_4 高田元太郎のブローウェル「リエージュ協奏曲」を中心にすえたギターリサイタルを聴きに行ってきました。

2009年9月13日(日)
時間:開演19:30 (開場19時)
会場:杉並公会堂小ホール
出演:ギター/高田元太郎                                  ピアノ伴奏/小原えりか                                                  

                                                

   

第1部
バッハ 無伴奏チェロ組曲第1番
シューベルト(メルツ編) 4つの歌曲
 涙の讃美、セレナード、我が宿、さようなら

第2部
ブローウェル リエージュ協奏曲  (ピアノ伴奏:小原えりか)
 1.ヴィヴァルディ讃 2.レクイエム 3.ロンド・ア・ラ・ルステカ
         

リエージュを聴きに行ったのですが、予定を変更しての第1部から凄かった。バッハは、カポタストを3フレットにつけての演奏でした。アコラでは19世紀ギターで弾いた記憶があるが、今回はモダンギター。最初の音から惹き付けられました。バッハにぴったりはまった張りのある音で、ギターで聴く最高のバッハではと思いました。

メルツは、個人的に思い入れがあるが、なかなか面白く聴かせてくれる演奏は少なく、むしろ陳腐な曲に感じてしまうことが多い。高田さんの演奏するシューベルト曲集は、とても魅力的で、完全に参りました。メルツの名人芸はこうだったのかなと思わせます。是非、OP.8の3百数十頁からなるオペラ集なども演奏していただきたい。

第2部のリエージュ協奏曲については、高田さんのブログに詳細が書かれています。高田さんの熱い演奏に対し、あくまでもクールな小原さんのピアノ伴奏がいい感じだった。かなり長大な曲だったが、あっという間に終わった感じがある。技巧的な見せ場とともに、深い感動を感じさせる協奏曲でした。

高田さんの演奏は推進力があり、一見した見た目とは違って、音楽が自然でとても心地良かった。

会場には、有名なギタリストが多く(お弟子さんも多数)、熱気があった。

2009年9月13日 (日)

BIG WAVE 2009 ひたちなか海浜公園

Event_img416 朝から、レゲエの音が聞こえてきました。わが家は、 国営ひたち海浜公園から、3、4kmのところにあります。
今年は9月12、13日に、茨城最大のレゲエ野外イベント「BIGGWAVE」があることを思い出しました。

入場に必要なチケットなどは一切なく(海浜公園の駐車場と入場料程度)、私は公園の年間パスポートを持っているので、全く無料で、行ってきました。

「Rock in JAPAN」ほど、まだ有名ではありませんが、1万人以上集まるようです。私が行ったときは数千人程度でしたが、5時ごろ帰ってきた頃から、若い男女が人がぞくぞく集まり出して来ました。夜8時までやるので、暗くなってからが盛り上がるのだろう。レゲエ好きにはたまらないアーチストがやって来る。もっとPRしたら、「Rock in JAPAN」のようにメジャーになりそうだが、これはこれでいいのかな。ジャマイカ風の屋台などもいっぱい並んでいた。

すべてチャリティーで行われるイベントなので、レゲエ好きな人もそうでない人も、この日曜日も開催されますので、ドライブがてらに行ってみてはいかがでしょうか?某大型ショッピングモール、那珂湊漁港、大洗のアウトレットも近いので、楽しめると思います。

ひたちなかの音楽3大イベントは、「Rock in JAPAN」、この「BIGWAVE」、そして「音楽による街づくり」、だそうです。アコラがメンバーになっているのは、「音楽による街づくり」ですが、まだクラシックギター向きのイベントは少ない状況ですね。

BIG WAVE2009 
2009.09.13(SUN) @国営ひたち海浜公園
OPEN 12:00 START 12:00 CLOSE 20:00
ARTIST:  AKANE、NANJA MAN, PAPA U-GEE, Jr.Dee, machaco, KEN-U, MICKY RICH, DOMINO-KAT, PETER MAN, JING TENG, SING J ROY, G2, KEETA, CHAPS, SECRET ARTIST
SOUND SYSTEM:  MINORITY SOUND, EMPEROR HILL, SEYAHMAN, 将宗音響, JACK KNIFE, ROCK MEDIA
PRICE:  観覧無料
公園入園料¥400(小学生以下は無料) 西口から入るともっと安い?

◆ブローウェルの協奏曲第2番<リエージュ>

高田元太郎さんのコンサートが13日にあります。ブローウェルを現役引退に追い込んだというこの作品、めったにない機会ですので、聴きに行こうと思っています。(ブローウェルはリエージュを練習していて指を壊したそうです)

http://blog.goo.ne.jp/gtguitar

2009年9月12日 (土)

18年ぶりにデュオ復活

P1020222tr_2 鈴木さんから、10月24日のGiverny Salonでのゲスト演奏に対するメッセージを頂きました。

!!  18年ぶりにデュオ復活 !!

 中村先生とのデュオは,私が門下生だった'81年にソルの慰楽曲Op.34でスタートし,'91年まで10年続いた。
 この間,取り組んだ曲は当時流行のジョン・ブリの録音にならい,ソル,カルリ,ジュリアーニ,ブラームス,アルベニス,グラナドス,ファリャそしてヴィヴァルディ,バッハなど相当な数に上る。
 私たちのデュオが一区切りついた後も,中村先生はご子息の創君や門下生と,私も別の門下生と組んで演奏を続けたが,私は水戸ギターアンサンブル退団後,人前での演奏は年に1回程度になり二重奏をやることもなくなっていた。
 今回のデュオ復活は,アコラというギター愛好家の交流の場がきっかけとなっている。
 私はアコラ開設当初から相当の回数弾かせていただき,そのおかげでコンクールで成果をあげることができたし,中村先生もアコラでコンサートを何回も持たれていて,アコラでの接点を通じてどちらともなく「久しぶりにデュオやってみようか」という事に至ったものである。
 私たちの当時の演奏,今聴き返してみると,手前味噌になるが,勢いがあるし音もなかなかに美しく結構感動ものだ。今回のプログラムは,18年前最後の演奏となったソルの幻想曲Op.54bisと当時少し遊んでみた吉松隆の優しき玩具,そしてバッハのフーガBWV561をピックアップした。既に2回合わせてみたが今の私には相当に手強い。

18年の歳月がもたらすものは「熟成」かそれとも「衰え」なのか,自分たちのパフォーマンスへの期待と恐怖を感じつつその時を待っている。 (鈴木記)                                            

もうこんな感想も頂いています。

「中村先生と鈴木さんのバッハ、素晴らしい演奏が期待できそうですね。
鈴木さん曰く、2重奏は相思相愛型と白熱バトル型があるけど、自分は白熱バトル型だ、とか。。。

もの凄いバトルが繰り広げられのでしょうか?! 楽しみです。」

http://www.ijsnet.ne.jp/~us3jazc3/Nakamura&Suzuki2009acola.htm

参加を希望される方は、お早めに申し込みいただければ幸いです。

2009年9月 7日 (月)

これからのイベントのご案内・Acoustic life

これからのイベントの内容がきまってきましたので、掲載いたします。

■Giverny Salon 9/20(日) 10:00- 

  ゲスト:大島 直 

  http://www.ijsnet.ne.jp/~us3jazc3/ooshima2009sept.htm

■Giverny Salon 10/24(土) 10:00- 

  ゲスト:中村 俊三、鈴木幸男 Duo

  祝! 鈴木さん ギターコンペティション グランプリ及びF部門金賞
                シニアギターコンクール(ミドル部門)優勝

     http://www.ijsnet.ne.jp/~us3jazc3/Nakamura&Suzuki2009acola.htm

■北口 功 リサイタル 11/15(日) 15:00-

  ギターの名曲の演奏会です。

  http://www.ijsnet.ne.jp/~us3jazc3/kitaguchi2009.htm

■Giverny Salon 12/6(日) 13:00-

  ゲスト:松田 弦

  http://www.ijsnet.ne.jp/~us3jazc3/MatsudaGen2009.htm

■北口先生のレッスン受講 

 9月30日につくば・ゆかりの森で、北口先生のレッスンを受けた。久しぶりに、「森に夢見る」を弾いてみた。とても得るのもが多いレッスンだった。演奏中の弾き間違いと譜面の読み間違いを、識別され、後者について適切な指摘を受けた。プロの耳は凄い。レッスン後、北口氏が模範演奏的に弾かれたが、これが凄かった。バリオスは、この曲を4声で書いている。ギターでここまでやるか、という感じで、感心する。

 レッスンにでかける前に、バリオス自身の録音CDを聴いてきた。3枚組のものだが、当時の録音技術のせいか、録音状態はきわめが悪い。しかし、バリオスの狙っていたもの、バリオスの世界が伝わってくる。感動。

 ゆかりの森についてから、レッスンまで3時間ほど空いていた、練習場所が塞がっていたので、ゆかりの森で演奏してみた。野外で、ギターの音は聞こえないかな、と思ったが、意外に良く響いた。そして、セミの鳴き声とあいまって、楽しい時間を過ごした。

 北口氏の11月のリサイタルの話が進んでいます。プログラムは、これからですが、何曲か主な演奏曲を教えていただきましたので、HPに掲載しました(上記URL)。

作曲家の音楽に肉迫した妥協のない演奏が聴けるのではないかと、楽しみです。

■中村氏と鈴木さんのDuo

鈴木さんのコンクール祝いのゲスト演奏は、中村俊三氏とDuoで、少し前になりますが、鈴木さんから、そのプログラムの連絡がありました。その曲目が、またすばらしいので感心致しました。演奏会は聴きに行く前のわくわく感も楽しいもので、このプログラムはそれを感じさせます。

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