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2011年2月20日 (日)

F.ソルの墓

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F,ソルの墓、パリ

モンマルトルの墓地にあるソルの墓に行ってきました。

墓地はモンマルトルの丘のあたりの喧騒さはなく、訪れている人も少なかった。朝はとてもいい天気でしたが、墓地につくころには小雨が降り出しました。墓地入口で守衛に写真を見て頂きましたところ、すぐに場所を教えてくれました。墓がすべて頭に入っているようでした。

たまたまICレコーダーの最初のほうに以前レッスンで弾いた「悲歌風幻想曲」が残っていたので、しばらくそれを聴きながら、ソルのことなどを考えました。ソルは、1839年に61歳でなくなりました。その作品は不滅のものとなっています。一方で、すごい数のギター作品が、多くの作曲家によってつくられその当時は演奏されたことと思います。それらの殆どは忘れ去れ消滅していったのでしょう。ギター愛好家が良いと思う作品を弾き継ぐということがギターの歴史にとってとても大切なことのように思われました。

墓地を出る頃には、小雨もやんでいました。

                                  

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ホテル・ファヴァール、パリ

1813年にスペインを去ったソルは35歳でフランス・パリに移住しました。しかし、すぐ 1815年にロンドンへ、1823年にはパリ→ベルリン→ ワルシャワ→モスクワ・ペテルブルグと旅をしロシアで3年過ごしました。そして、またパリに戻ってきました。そのときに住んでいたホテルが今もパリにあるというので予約を希望しましたが一杯のようで予約できないということでした。オペラ座からそう遠くないところにあるというので歩いて行ってみました。

ホテルは見つかったのですが、なんと閉店していました。ギタリストも最近泊まられたという話を聴いていました。昨年の秋頃まではやっていたようです。オペラ・コミック座の前にあり、1769年に建てられた老舗のホテルで、ゴヤもスペインから亡命した際にここに泊まっていたところなのですが、残念でした。しかし、外装は当時のまま残っており、雰囲気は感じられました。

オペラ・コミック座が改装中で、ホテル・ファヴァールも入り口のところに改装中という看板がありましたので、しばらくしたらこの地区あたりが大きくリニューアルしているかも知れません。

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オペラ座の前は何度か通ったことはありましたが、今回初めて入ってみました。こちらは、1875年に建てられたそうですが、豪華でした。オペラ座の隣には立派なユニクロがあり、変わっていくものと変わらないものを感じました。       

ソルは、パリ時代はバレエや声楽でも活躍したらしく、ソルが作曲した「ハッサンとカリフ」、「綺麗なシシリー娘」、「アルセーヌ」といったバレー作品がこの期間にロンドンで上演されたそうです。

パリで上演された記録は残っていないのでしょうか、残っていないとしたら何故なんでしょうね。ロンドンで人気を博していたのに、ロンドンに住まなかったのは、パリのほうが住みやすかったのでしょうか。アグアドやコストといったギタリスト達との交流があったからでしょうか。スペインに近いからでしょうか。

                                                             

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ソルが住んでいた頃のパリ。

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