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2011年12月27日 (火)

北口 功・リサイタルメッセージ

北口 功さんから、2012年1月15日(日)の「ギターリサイタル@アコラ」について、メッセージを頂きました。

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■前半
□使用楽器:松村雅亘2000年製作;
 10年にわたり「マイギター」として使用、グランドピアノのような芯の太さと雑味のない明るい音色が、音楽の骨格をくっきりと見せてくれる楽器です。問いと答えで構成されていく音楽展開の妙味を、バロック・古典派・ロマン派の三つの時代様式の作品でお楽しみください。

・バッハ          「ロンド形式のガボット」

     イタリアの輝かしいヴァイオリン芸術へのバッハの憧れが見事に結実しています。

・ソル             「グランドソナタ第2番Op.25」  全曲

     ギターによる古典派音楽の総本山のように思って永く取り組んでいます。私のギターライフの「課題曲」の一つです

・シューベルト  「郵便馬車」
                     「セレナーデ」
                     「仮の宿」
                     「影法師」

     今の私にとって最もホットな曲です。歌詞には、ひとことでは表わしきれない心のひだが盛り込まれていますが、これをシューベルトの音楽がいかなる文学的解説よりも雄弁に伝えてくれます。                                                                    

                      

■後半
□使用楽器:アルカンヘル・フェルナンデス2007年製作;
 スペインのマドリッドのギター製作の伝統を引き継ぐ貴重な作品です。木からしか得られない音の温もりと粘りを、まるでもとからそれしかなかったかのように取り出し、絶妙な「乾いた光沢」をのせて、聞かせてくれます。この楽器で、スペインの4人の作曲家の作品をたっぷりとお楽しみいただきたいと思います。

・ファリャ     「讃歌:ドビュッシーの墓に捧ぐ」

     追悼でありながら未来志向、地中海に伝承される旋法とどこかしら北方の海を思わせる響きの出会い、サウンドの多彩さとギター一本への凝集…など、対立軸を豊かに盛り込んだ名作です。

・ホセ              「ギターのためのソナタ」より
                       第2楽章 メヌエット
                       第3楽章 悲しいパバーナ

     大航海時代以来のマドリッドの栄枯盛衰を、一音楽人ホセの観点から見つめ紡ぎ上げた力作。

・モンポウ    「コンポステラ組曲」より
                      Ⅲ ゆりかご
                      Ⅳ レシタティーボ
                      Ⅴ 歌

     巡礼の最終目的地にそびえる大聖堂とそこに広がる「聖地」の空気を伝えてくれているかのようです。

・アルベニス     「伝説(アストゥリアス)」
                     「カタルーニャ奇想曲」
                     「セビージャ」

     どれも、スペインのわかりやすいパノラマでありながら、ただそれだけに終わらず、聴くほどに深く惹きつけられる曲です。シューベルトの延長ともいえる明晰な詩情、血がしたたり落ちるかのような真剣さ、「許し」を含んだ底抜けの笑み、そうした心を感じずにはいられません。                                                               

                         

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 演奏者・楽器・作品 この3つの要素が織り成す究極の音空間を、アコラでの生演奏でぜひお楽しみ下さい。

 特に、ソルの 「グランドソナタ第2番Op.25」 の全曲演奏はめったに聴けるものではありません。ギター音楽史上、古典の最高傑作をお聴き逃しなく。

 1月9日(月)で参加者は締め切らせていただきます。

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2011年12月26日 (月)

弾き納め

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弾き納めに、ギター文化館のフリーコンサートに参加しました。

1時の開始時間を間違えて、3時に行ってしまいました。

出番には、ぎりぎり何とか間に合いました。

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ゲストコンサートは谷島さん。谷島さんらしいトークと選曲でした。

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打ち上げ・忘年会にも大勢参加され盛り上がりました。

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今年は、いろいろな事情でこちらのイベントになかなか参加できませんでした。特に大震災以降は、忙しくなってしまいました。中村先生の教室発表会を聴きに行くことが精一杯で、年内にもう一回参加したいと思っていましたので、今回参加できて良かったです。また、偶然でしょうが観客の投票で1位を頂き、次回のコンサートのチケットまで頂きました。ありがとうございます。

「森に夢見る」、6分30秒かかってしまいました。このフリーコンサートは制限時間7分でしたのでよかったのですが、1月のギ連のコンペは制限時間が6分なので更なる精進が必要です。この曲は、CDに収録されている演奏でも、長いもので8分近く、高速トレモロが売りのキュヒさんが6分30秒位、あのバリオス自身の演奏が6分15秒です。私はこれまで7分台でまったりと演奏していましたので、6分はかなりハードルが高いです。高速化にチャレンジ始めたのは12月10日からで、序奏、前、中、後で、ざくっと、1、2、1、2分を目標にしています。今日は、前、中、後で目標に対しそれぞれ10秒オーバーしてしまいました。感情が入ってしまうと、ついついこれまでのように、まったりとなってしまい、なかなかそこから脱却できない状態です。本来、やることは他に山ほどあるのですが、まずは制限時間にどう納めるかが最優先課題で、今回は良い勉強になりました。

長塚さんは、「ギター流れるカフェ」という椎野みち子さんが作曲した曲を演奏しました。椎野さんの曲も愛好家の方々に演奏されるようになってきているようですね。

ギター文化館、私も設立の頃から聴きに行っていましたが、来年は設立20周年とのことです。

ギター文化館の関連記事リンク: http://guitarbunkakanblog.blog81.fc2.com/blog-entry-1566.html

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2011年12月24日 (土)

クリスマス寒波

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もうクリスマスですね。

H市のシビックセンター前の広場のイルミネーションも暖か味があって良いですよ。

気象予報でクリスマス寒波の到来が報じられている中、一般には連休のところ、能登に出張となりました。急な出張で宿も予約せずにでかけました。幸い、現地の営業が手配してくれましたので、日本海を一望できるリゾートホテルですが、格安でとれました。

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部屋には備長炭布でできた壁飾りがいたるところに掛けられていました。

消臭・湿気・結露対策に良いらしく、調湿性で夏はさらっと涼しく、遠赤外線効果で冬はぽかぽか暖かいと書かれていました。確かにこの部屋の空気が「やわらかい」感じがしました。空調が効きすぎ、乾燥してのどが痛いようなホテルもありますが、ここはとても快適でした。

露天風呂の温泉もありましたが、外はとても寒かったです。

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能登の天気は雲の動きでめまぐるしく変わることを体験しました。来る時は積雪はほとんどありませんでしたが、帰りは雪が激しく降り出していました。幸いなことに出発の頃は、能登空港には日差しがありました。

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帰りの能登空港は、家族連れの子供たちで賑わっていました。

搭乗を待っていましたら、羽田からついた便からサンタさんが降りてきました。

能登空港にサンタがやってくる!! という催しとのことです。サンタさんが乗ったANA便をみんなでむかえよう、むかえてくれた人には、プレゼントがもらえるようです。子供たちには良いクリスマスの思い出になったことでしょう。         

25日はギター文化館のフリーコンサートに参加することで申し込んでいましたが、忙しくてギターに触れない状況です。気に入った弦を買ってなかったので、張り替えるかどうしようか迷っています。

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2011年12月10日 (土)

北口 功・ゆかりの森

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今日は、つくば市ゆかりの森で北口功さんのレッスンを受けました。

朝は霜が降りるほど寒かったですが、昼からはいい天気でゆかりの森は爽やかな雰囲気でした。ギターレッスンの目的以外でも、このような場所を散策するだけで気分がよくなるものです。

Hさんがソルのエチュードのレッスンを受けているところでした。

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私も、ソルのエチュード、バリオスといったところのレッスンを受けました。ソルでは、テンポやアーテキュレーションを木目細かく指導頂きました。このソルのエチュードは、ソル自身が教則本で言っているように、p、i、mを中心とした運指でやってみようと思います。                                                            

        

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アコラの1月15日の北口さんのリサイタルに先立って、明日、ゆかりの森で次のようなコンサートが開催されます。ご都合がつく方はいかがでしょうか?

レッスンの合間に、カタロニア奇想曲を聴かせて頂きましたが、デリケートな音の運びにすっかり聴き入りました。

                                                    

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日時     2011年12月11日(日) 
               13:30開場、14:00開演
場所     ゆかりの森「ホール」
使用楽器  アルカンヘル・フェルナンデス、アントニオ・マリーン
入場料    5,000円

主旨        「15人~20人で演奏者を取り囲んで音楽を楽しむ」

■北口功・特別コンサート

ヨハン・セバスティアン・バッハ
 「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番BWV1006」より(北口編)
 ロンド形式のガボット

フェルナンド・ソル
 「グランドソナタ第2番Op.25」より
 ・第1楽章アンダンテラルゴ 
 ・第2楽章アレグロノントロッポ

フランツ・シューベルト
 ・郵便馬車(「冬の旅」よりメルツ編)
 ・セレナーデ(「白鳥の歌」よりメルツ編)
 ・仮の宿(白鳥の歌」よりメルツ・北口編)
 ・影法師(「白鳥の歌」より北口編)

アントニオ・ホセ
 「ソナタ」より
 ・第2楽章メヌエット
 ・第3楽章悲しいパバーナ

フェデリコ・モンポウ
 「コンポステラ組曲」より
 Ⅲゆりかご 
 Ⅳレシタティーヴォ
 Ⅴうた

イサーク・アルベニス
 ・アストゥリアス(北口編) 
 ・カタロニア奇想曲(北口編) 
 ・セビーリア(リョベート編)

アグスティン・バリオス
 森に夢みる

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2011年12月 4日 (日)

北口 功ギターリサイタル(1/15)開催決定!

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北口 功さんのギターリサイタルを、アコラで2012年1月15日(日)に開催いたします。

当日のプログラムを、ご紹介いたします。                         

                       

■北口 功 ギターリサイタル プログラム

・使用楽器:松村雅亘2000年製作

バッハ          「ロンド形式のガボット」

ソル             「グランドソナタ第2番Op.25」 全曲

シューベルト  「郵便馬車」
                   「セレナーデ」
                   「仮の宿」
                   「影法師」

・使用楽器:アルカンヘル・フェルナンデス2007年製作

ファリャ     「讃歌:ドビュッシーの墓に捧ぐ」

ホセ             「ギターのためのソナタ」より

                       第2楽章 メヌエット
                       第3楽章 悲しいパバーナ

・モンポウ    「コンポステラ組曲」より
                       Ⅲ ゆりかご
                       Ⅳ レシタティーボ
                       Ⅴ 歌

・アルベニス    「伝説(アストゥリアス)」
                    「カタルーニャ奇想曲」
                    「セビージャ」

+  +  +

アコラの2012年は、北口さんのリサイタルでスタートです。

ギター音楽表現の限界にチャレンジしている北口さんの生演奏をぜひお楽しみ下さい。

当日は、愛好家の自由演奏会も開催します。

愛好家の演奏に対し、北口さんの講評・アドバイスも頂けるよう企画を進めています。                   

                                

◇1月15日(日)  10:00-11:30 愛好家自由演奏会   
             13:30-15:30 北口 功 ギターリサイタル

   チケット 愛好家自由演奏会    :1,000円

         北口 功ギターリサイタル:3,000円

   なお、リサイタルをお申し込みの方の自由演奏会は 500円。 

   お申し込みを受け付け中。メールでお願いします。

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アントニオ・ホセ

モーリス・ラヴェルによって、「来るべき時代のスペイン楽壇を担う」逸材として将来を嘱望されたが、早すぎる死により、そのようなことは実現しなかった。1980年代まで殆ど忘れられた作曲家だったのである。1933年にレヒノ・サインス・デ・ラ・マーサのために作曲された《ギター・ソナタ》が代表作であるが、1990年まで出版されなかった。(ウィキペディアより)

早くからこのギター・ソナタをレパートリーとしていた北口さんですが、今回は、ギターのために書かれたこの現代のソナタと、ソルの名作、グランドソナタ第2番を取り上げています。ギターのためのオリジナルはこの2曲で、どちらもソナタ。

                                                               

それ以外は、大作曲家の作品をギター用に編曲したものを取り上げています。

松村ギターとアルカンヘルの使用も興味深々です。 

             

■北口 功 公式ホームページ; 演奏動画がご覧いただけます。

http://www15.ocn.ne.jp/~isao/ 

 

■北口 功 リサイタル・メッセージ

http://acousticlife.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-adf5.html            

 

■Giverny Salon (1/15) 

 北口 功 リサイタルの前に開催するGiverny Salon(愛好家の自由演奏会)のプログラムを掲載します。

http://acousticlife.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/giverny-salon11.html

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