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2012年6月30日 (土)

アナ・ヴィドヴィチ リサイタル

2012_06_30 

つくば市ふれあいプラザホールで、アナ・ヴィドヴィチのリサイタルがありました。

【プログラム】
 ・テデスコ:ソナタ ボッケリーニ讃歌
 ・武満 徹 :「ギターのための12の歌」より
   シークレットラヴ、オーバー・ザ・レインボー、イエスタディ
 ・タレガ  :アルハンブラの想い出
 ・アルベニス:スペイン組曲Op.47より グラナダ、アストゥリアス
 ・バッハ  :前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV.998
 ・バリオス :大聖堂
 ・ウォルトン:5つのバガテル

また、角圭司さんとのDuoでピアソラのタンゴ組曲から2曲演奏されました。

最初のCDが発売された時、1曲目のバッハを聞いて、ものすごいテクニックにびっくりし、ファンになりました。でも、初来日した時のリサイタルをTVで見て、期待が大きすぎたのか、ちょっと違和感を感じました。また、演奏の姿勢が気になりました。

しかし、「スペインの城」を弾いた最近のCDでは、味わいのある演奏をしていました。

今回、期待と不安で聴きに来ましたが、メロディがくっきりと明瞭で、表現が一層大きくなった印象です。弱音が美しく、ギターの良いところがとてもよく伝わってきました。

楽器は、J.K.レッドゲイトというオーストラリア在で、ラティス・ブレイストやダブルトップの楽器を制作している制作家のもののようです。この会場は何回か来ていますが、音響が良くないので、千葉ソロギタークラブの方々が一番前の席を取ってくださり、一緒にいい条件で聴くことができました。音量が大きいので、弱音も美しく出せるのでしょう。後ろの席で聞いたらどうだったのでしょうか。

最初のボッケリーニ讃歌、出だしから柔らかい音で、流麗な演奏でした。

アランブラの思い出は、p,m,i,mという個性的な運指を使った、ゆっくりとしたテンポでくっきりとした表現。こぶしのところをきれいに聞かせるような演奏でした。(運指については、見た目にもそうでしたが、念のため本人に尋ねましたので、間違いありません。)

グラナダも良かったが、何と言っても大聖堂が良かった。一般にダブルトップは音が今ひとつという声もありますが、第一楽章は、澄んだ艶のある輝いた音で聴かせました。第三楽章はやや遅めのテンポで、テクニックを見せるのでなく、第一楽章が浮かんでくるような、静謐感のある演奏で、新鮮な印象を受けました。素晴らしかった。

今もアメリカで生活しているのでしょうか?その割にはストイックな感じで、品格も漂ってきています。素晴らしい演奏家になられたようです。                       

                                                              

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緑に囲まれた会場。

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中村先生は、「体育会系でなくて良かった。外見も中身も見事に大人になりましたね」と言っていました。 

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