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2013年2月 5日 (火)

エル・グレコ

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ベラスケス、ゴヤとともに「スペイン三大画家」の一人に数えられるエル・グレコ(1541~1614)。エル・グレコ(本名ドメニコス・テオトコプーロス)が誕生したのはギリシャのクレタ島。イタリアで油彩画の技法を習得し、30代半ばでスペイン・トレドに移り大成。ギリシャ人を意味する「エル・グレコ」と呼ばれた。そのエル・グレコが最も才能を発揮したのが宗教画である。赤・青・緑・黄という宝石のように輝く色彩の衣をまとったキリストや聖人たち。人物はどれもくねるように細長く引き延ばされ、潤んだ瞳で甘美な表情をたたえている。宗教的情熱と深い精神性をたたえた作品は宗教画に革命を起こし、没後もピカソをはじめとする画家たちに多大な影響を与えることになる。実像については謎に包まれていたエル・グレコだが、近年蔵書の書き込みの解読などから、ベールに包まれた画家の姿が浮かびあがってきた。NHKの日曜美術館で、エル・グレコについて紹介されていました。

エル・グレコの絵には惹きつけられるものがあります。人物が細長く引き延ばされたのは、教会にこの絵が掛けられた時に、人々が見上げたときに最もいいバランスで人物が見えるように描かれたそうです。

音楽でいえば、各フレーズに対して絶対的な音量よりも聴衆が感じる音量で表現するということにも通じるかなと思います。特に、絶対的な音量に制約の大きいクラシックギターの演奏では必要なことではないかと思います。

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