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2014年7月 2日 (水)

愛好家の演奏会 @ アコラ

10周年記念の最初に演奏させていただきました。

第一部

Dsc01544

◇熊坂 勝行 (ひたちなか市)
  リゴレット(メルツ)
 ギターのためのエチュード(ソル、タレガ、ロボス、ルビラ)
 


Dsc01575

◇清野 貫男 (ひたちなか市)
 我が心のアランフェス(ロドリゴ~長野文憲)

Dsc01576

◇甲斐 洋 (ひたちなか市)
 イタリア舞曲 デル・フップ・アウフ(ノイジードラ)

Dsc01577

◇代永 英雄 (日立市)
 ピアノ協奏曲 (グリーグ)
 スペイン風セレナーデ (フェレール)

Dsc01578

◇村田 成正 (群馬県)
 ラグリマ(タレガ)

Dsc01579

北口功さんの話:

このアコラの設立に係わりアコラが立ち上がった時にお招き頂きました。もう10年たって、予想以上に場が盛り上がって本当に私も嬉しく思っています。
10年の歳月の中で、こういう場でギターが聴けてよりギターが好きになった方、ギターっていいものだな、この曲は隅におけないそういった判断、また演奏してみて意外と人前で演奏するのは難しいことだなと思いを深めた方も多いと思います。皆さんの情熱とギターライフの充実にここが大きな役割を果たしていると思います。
10年の中では定年退職があったり、お孫さんが増えたりいろんなことがあったと思います。私もギタリストとして10年のなかではいろんなことがありました。そういう成長を分かち合うということで、アットホームないい場だと思います。
先ほど、熊坂さんから話のあった「伝承」ということですが、経済か文化かというときに、文化を一番特徴づけるものが「伝承」ではないかと思います。たとえば、あのラーメン屋は安い割にはうまい、というのは経済の判断で消費者としてごまかされずに有効にお金を使う。経済生活の中の判断だと思います。「伝承」とは、米はおいしい、ワインがおいしい、フランス行ったらチーズがおいしい、そういうことをどういうわけか我々はいつの間にか身につけている。それは親の愛情があったり、家庭での暖かい成長を見守る環境があったり、その中で学ぶわけです。音楽は、良い音楽だなというのも本当はそういう中で育まれると思います。良い文化的な音楽という意味で「伝承」ということを言葉として挙げています。まさにこの場がそう言うものを育むのに本当にいい場だと思います。反対のものは経済戦争の中の演奏者のがんばりとか、入場料、CDの販売、こう言うものは経済の中の音楽だと思いますが、もちろんそれはあってしかるべきものですが、一方でギターっていいものだな、この曲は隅におけないなとかいう判断は、まさにアットホームなこういった環境で育まれるものだと思っております。
是非、皆様も今後のギターライフで頭の片隅にでもおいてもらえたらと思います。

(北口さんが前回アコラでリサイタルを行った時に「伝承」という文字を色紙に書かれたことに影響を受け、その言葉にインスパイアされ、私が、今回、ソル、タレガ、ロボスのエチュードを演奏したことを踏まえられた話でした。)


第二部

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◇熊坂 勝行 (ひたちなか市)
 ソナタ・ロマンティカ第2楽章(ポンセ)
 時代(中島みゆき)
 森に夢見る(バリオス)

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◇名川 晴美 (つくば市)
 オブリビオン(ピアソラ)

Dsc01582

◇長塚 彰 (常総市)
 ジョン・スミスのアルメイン

Dsc01583

◇幕田 弘幸 (高萩市)
 カディス(アルベニス)

Dsc01584

◇渋谷 正通 (守谷市)

 チェロ組曲3番よりアルマンド、ジーグ(バッハ)

Dsc01585

◇山本 英雄 (石岡市)
 宗教的な祈りの断章(ソル)
 前奏曲第5番(タレガ)

 

   
  
  

第三部

札幌から来られた川田さんのミニコンサート

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◇川田 隆夫 (北海道)
 大聖堂 第1楽章、第3楽章(バリオス)
 南のソナチネ(ポンセ)

完成度の高い、大人の演奏。


+ + +

以下、各演奏について、北口さんの感想(抜粋)です。

熊坂さん:つくばでレッスンを受けた時から比べて、堂々として、逞しさを増してきた。文化館のコンクールがエポックメーキングだったと思う。

清野さん:岐阜で10年以上前に会っているが演奏を聴いたのは今日が初めて、長い曲を暗譜でしっかり纏めていた。タッチも深く、和音の左手の行き方もしっかりしている。良い演奏だった。
 
甲斐さん:楽しい、良い曲を選ばれた。今日の会にふさわしい。テンポも良かった。日ごろの練習でこうやりたいという思いが良く出た良い演奏で、良い時間を過ごせた。

代永さん:吉田正記念館の演奏を聴いていただいた。場馴れして余裕がある。選曲も良かった。ギターの良さが分かっているので、またいろいろな曲を広めていただきたい。

村田さん: 小品、一曲で勝負。本当にいい取組。タッチに愛着がある。タレガの一音一音をしっかり弾いている。

名川さん:まじめな実直な取り組みで、胸を打つものがあった。受け狙いではなくいい演奏。それがギターでは大切なこと、ギターはこころがそのまま出てくるので。

長塚さん:明るい音楽。テンポが明るい、タッチに屈託がない。どんなときにも楽しねこれ、という口調で常にどんな曲でも語ってしまう。長塚さんならではのレベル。

幕田さん:良い演奏。リズムがしっかりしている。タッチも音の深さを捉えている。高音、低音の伸びを意識している。上品な、重厚な演奏だった。アルベニスの作品がギターにあうことを実証した演奏だった。

渋谷さん:難しい曲にじっくり取り組まれ一音一音大切に弾かれ、誠実な演奏をされた。いい演奏だった。

山本さん:繊細さが感じられる良い演奏。ギターは繊細でないと続かない。参考となる演奏だった。

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