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2014年8月26日 (火)

ディラ マスタークラス

前日のリサイタルは本当にすごかった。そのせいか、マスタークラスにはプロの演奏家も大勢来られていた。
福田進一さん、佐藤弘和さん、小川さん、松田弦さん、キュヒさん、等々。
愛好家の知人では、水出さんが群馬から来られていた。

魔法のような演奏をするディラが何を考えているのか、その一端がうかがえ、とても有意義なマスタークラスでした。

受講者/受講曲
堤  千花/バッハ:リュート組曲第2番BWV997よりプレリュード
井本響太/トゥリーナ:ファンダンギーリョ
斎藤優貴/ポンセ:ソナタ・ロマンティカ第1楽章
菅沼聖隆/アセンシオ:《内なる想い》より第2楽章〈輝き〉、第5楽章〈苛立ち〉

バッハのプレリュードでは、最近コンクールでこの曲が課題曲になっていて7人がそれぞれ違った弾き方をしていた、ということで、最初のフレーズを例にスタカート気味に弾く場所、レガートに弾く場所を変えることで印象がどう変わるのかということでレッスンが始まりました。正解を見つけるよりも、まず、どうしたらどのような印象になるかをよく聞いて理解し、その結果からどういう弾き方をしたらいいかを自分で判断するようにするということです。古楽の専門家が何人か集まってもそれぞれ異なることをいうことはよくあること。
同じ和音の連打でも、サンバ、アフリカ音楽、クラシックでの弾き方は当然正解が異なる。ディラはクラシックはエレガントであるべきだという考え。自分はエレガントでないからといって笑わせていました。

レッスンの総括として、自分は他の楽器が大きなフレージングで美しく演奏するのを聴いて、そのラインの作り方を勉強した。ギタリストはボンボンと出しているだけ。音と音とのつながりが大切と話していました。また、美しい音の秘訣はとの質問に、良い音を出そうとすることが大切で、そういう意識があれば、爪や弾き方をいろいろ変えることで音は良くなっていくというようなことを言っていました。


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レッスン中の言葉;

・先生がジョークを言ったら面白くなくても笑わなくてはいけない

・アーティキュレーションのための運指を考える

・音の方向性が大切、アポヤンドも活用できる

・緊張とリラックス

・フレーズの要求する音と拍の要求する音の違いを楽しむ

・ジェスチャーが大切、指揮

・長いフレーズの弾き方を研究する、聴衆はそういった成果をフォローする

・和音をアルペジオ風に弾くことの意味を考える(雰囲気が変わるのでむしろ使わない)

・ソナタ形式 構成 対比 リリカル、器楽的、スケルツオ

・セーハでのビブラートのかけ方

・想像力をもって演奏することは大きな変化をもたらす

・演奏家は長所、短所がある

・メロディの表情付けを大切にしている




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2014年8月24日 (日)

Hakuju ギター・フェスタ2014

「Hakuju ギター・フェスタ2014 フレンチ・ギターの魅力」という3日間のイベントがあり、8月24日(日)は 「ヌーヴェル・ヴァーグ ~新しい波」というタイトルで、マルシン・ディラのソロ・リサイタルがあり、行ってきました。

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第1部 マルシン・ディラ ソロ・リサイタル
[出演] マルシン・ディラ(ギター)
・シューベルト:涙の賛美 セレナーデ 郵便馬車
・ポンセ:フォリアの主題による変奏曲とフーガ
・ヴァスクス:孤独のソナタ

美しい歌いまわしで流麗な演奏でした。2、3年前にyoutubeで聴いて魅了され、ポンセのソナタ・ロマンティカやタンスマンのスクリャービンの曲を練習したことがありましたが、生で聴けて良かったです。前から2列目の真ん中で堪能しました。とにかくかっこいい。

フォリアの主題による変奏曲とフーガは、20分を超える大曲で、これまで聴いてもあまりピンと来なかった曲でしたが、ディラの演奏は圧倒的な演奏でした。またフォリアの変奏の中からグリーンスリーブスのようなメロディが浮かんでくる発見がありました。

 

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第2部 ギタリストの饗宴~ローラン・ディアンス新曲世界初演
[出演] 荘村清志、福田進一、鈴木大介、小暮浩史(ギター)
・ディアンス:委嘱新曲(世界初演)
・ドビュッシー:月の光
・ディアンス:ハムサ、他
 

ステージマナーも楽しく、勉強になりました。
 
また、開場前にハクジュホールの1階ロビーにて竹内さんのリュートやバロックギターを使った啓蒙活動があり、良い時間を過ごせました。
 
 

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コンサート後のサイン会。

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ディラはアンコールにアラビア風奇想曲を演奏しました。洗練された音楽で新しいタレガといった感じでした。


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大御所と一緒に演奏した小暮さん。いつもは大萩さんが演奏するポジションで演奏しました。昨日は「旬のギタリストを聴く」というタイトルのソロ・リサイタルがあり、次のような曲を演奏したそうです。お疲れ様でした。

・ド・ヴィゼ:組曲ト長調
・コスト:演奏会用ロンド op.12
・ドビュッシー(ブリーム編):亜麻色の髪の乙女/ミンストレル
・ミヨー:セゴビアーナ
・クレンジャンス:カプリス形式のアラベスク

明日はGGサロンで、ディラのマスタークラスがあるので、仕事を早く終わらせて聴講したいと思います。


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2014年8月17日 (日)

市民ギャラリー

夏休みを取ったので久しぶりに市民ギャラリーに行ってみました。

市民ギャラリーでの演奏はしばらくやっていませんでしたが、相談したところ、10月12日(日)の演奏依頼がありました。
     
その日の催しは写真展だそうです。
写真クラブ会員による富岡製糸所、つくば市、川越市の撮影会写真が展示されるそうです。



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◆ギャラリーコンサート

10月12日(日) 午後2時~3時30分 入場無料

 

プログラムは現在までのところこんな感じです。(10/12)
なお、参加者の追加、曲目の追加・変更となる可能性があります。

1部 ギターソロ
  ・オペラ・リゴレット
  ・アヴェ・マリア
 
  ・白鳥
  
  ・禁じられた遊び(DUO) 
  ・「椿姫」による幻想曲    
  ・カディス
  ・時代            
  ・アルハンブラ宮殿の思い出


2部 尺八とギター  
 ・ソロ
  ・浜辺の歌
  ・北国の春
  ・悲しい酒
  ・影を慕いて
 ・尺八とギター
  
  ・グリーンスリーブス
  ・アメイジンググレイス
  ・ラルゴ

アンコール
 ・夏の思い出

◇第1部   ギター
  ・長塚 彰   (常総市)
 ・幕田  弘幸  (高萩市)
 
  ・熊坂 勝行  (ひたちなか市)
 
 


◇第2部
  ・藤原 聖鳳 (本名 歳郎) 尺八
  昭和53年 土浦市の市民講座で尺八の世界へ
  昭和61年 琴古流尺八宗家竹友社師範免許皆伝
  以来、三曲合奏(筝・三絃・尺八)の古典曲を中心に活動
  「継続は力なり」を座右の銘に36年が経ってしまいました。

   現在 土浦三曲会会長
   琴古流尺八宗家竹友社茨城県支部支部長
   虚無僧研究会会員
   茨城県南地域と東京を中心に修行中
       時には詩吟の伴奏などもすることもある。

 ・甲斐 洋 (ひたちなか市) ギター


ご都合がつきましたら、お運びいただければ幸いです。

 

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2014年8月15日 (金)

ちょっと休憩

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Tilman Hoppstock の パガニーニの奇想曲。

https://www.youtube.com/watch?v=qkivNlBk2co

https://www.youtube.com/watch?v=fszX7R78e3Y

テクニックだけでなく、音色がいいですね。




 

John Williams 

https://www.youtube.com/watch?v=uGQFF7ixuaQ

美しい画像、スモールマンのギター、バリオス、コルドバ、カバティーナ等々。

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2014年8月12日 (火)

愛好家の会の参加者の募集を開始しています

9月28日(日)の愛好家の会の参加者を受付中です。
   

■自由演奏会 参加者募集中 (演奏時間~7分以内)

■ゲストコンサート 岡野雅一 

只今のところ、県内から7、8名のところ、東京方面から4名ぐらいの申し込みを頂いています。

アコラに初めて来る方が3名くらい、アコラで初めて演奏する方が4名くらいということで、楽しみです。

ポンセのフォリアをレパートリーとする方も参加されるらしいです。

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岡野さんのゲスト演奏の中で、「スペインの城」の各曲名にちなんだスペインの城の画像が映写されます。

トローバの名曲の趣が一段とアップしそうです。
お楽しみに。
      

 
+ + +

愛好家の自由演奏 予定曲目(演奏は締め切りました)

・シャモニーのリンダ     (ドニゼッティ~メルツ)
・アンダンティーノOp.32-1  (ソル) 
 グラナダ            (アルベニス)    
・アンダンティーノ ニ短調  (コスト)
 ラ・パロマ                  (タレガ)
・椿姫の主題による幻想曲  (タレガ)
・緑の木陰にて         (ヘンツエ)
・2つのメヌエット Op.11   (ソル)   
・サラバンデとドーブル    (バッハ)
  ~無伴奏ヴァイオリンパルティータ第1番から
・白鳥              (サンサーンス)
 アヴェマリア         (グノー)
・夜の鐘(Mn)          (パパレロ)
・魔笛の主題による変奏曲 (ソル)
・ソルの曲
・組曲ニ長調より プレアンブロ (ポンセ)
 ロマンサ                          (プジョール)
・月の光             (ドビュッシー)
・スペインのフォリアによる変奏曲とフーガより (ポンセ)
・牛を見張れによる変奏曲  (ナルバエス)
 

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2014年8月 4日 (月)

北口功リサイタル・京都バロックザール

リサイタルは1時半開場なので、涼しいうちに京都市バスで梅宮大社に行き、そこから徒歩で松尾大社へ行き、阪急で会場のある上桂に行きました。会場は駅から近くすぐわかりました。

近くを散策しましたら、なかなか趣のある竹林の山道がありました。

この日は曇りで小雨が時折ぱらついており、直射日光がない分まだ良い方だと思いますが京都の夏の暑さは半端でなく、ポロシャツには汗の塩分が析出してくるといった感じです。場所が確認できたので、早めに昼食をとったあと、近くの観光地ということで嵐山に行ってみました。猛暑の中を歩き回るのも何なので、嵐山温泉でサウナや温泉につかってさっぱりし、会場に戻ってきました。
   


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会場のバロックザールは天井が高く、気品のあるホールでした。


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北口功ギターリサイタル

使用楽器
1 ロベール・ブーシェ1966年製作No.110
2 松村雅亘2000年製作

演奏曲目 バッハ作曲

アンダンテ(無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番BWV1003より)

無伴奏ヴァイオリンパルティータ第1番BWV1002
アレマンダとドゥーブル
コレンテとドゥーブル
サラバンドとドゥーブル
テンポディボレアとドゥーブル

休憩

無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番BWV1001
アダージョ
フーガ
シチリアーナ
プレスト

無伴奏ヴァイオリンパルティータ第3番BWV1006
プレリュード
ルール
ロンド形式のガボット
メヌエット
ブーレ―
ジーグ



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パルティータ第3番は、プレリュードで一気に高みに上り、
ルーレの清浄感、

ロンド風ガボットは、別世界、小宇宙といった感じ、
メヌエットも緊張感をもって、引き込まれる。

ブーレ、ジーグはだれた感じになりがちで難しい組曲であるとの印象を持っていましたが、そこ至るまでに大きな山頂に登ったのでそこから余韻を楽しみながら下りてくるという感じで特異な感動を覚えました。

リサイタルの最後にブラボーを掛けたくなるところを、静かな余韻をもって終わりました。

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打ち上げには30人位が参加し、大いに盛り上がりました。

松村ギターは益々熟成し、ブーシェと互角に勝負しているという声がありました。

茨城であったことのある藤村さんに挨拶。出町で歌声喫茶を始めるのが夢という桂大司さん、通勤に片道 3.5hかけていたそうで、参考になりました。東京で北口さんのレッスンを受けていた神宮さんは美山近くに移住したとのこと。松本さんに挨拶。ギター製作の重鎮、徳島の井内さん、奈良の松谷さん、昨日弾かせていただいた楓のギターを作られた福田さんからいろいろなお話を聞けて、関西のギター界は熱いということが分かりました。 

いい2日間になりました。

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茨木市・前夜祭

大阪の茨木市にある茨木神社

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活気のある昔ながらの商店街が駅から参道まで続いています。
たこ焼きとお好み焼き&生ビールでランチ。

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商店街にある寛げる昔風の喫茶店。マック喫茶という名前もいい。
ここのお勧めはブレンドコーヒーということで、それを注文し約1時間ほど寛ぎました。

実は、このマック喫茶に行く前に、駅前のMACでも約1時間、時間をつぶしていました。

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茨木神社のそばにある、ギターショップ六弦堂。
安全のため余裕をもって早く移動したせいで11時に店に着いてしまいました。店主の南里さんとあれこれ話して、また19世紀ギターや邦人作成のギターを試奏させてもらいました。
前夜祭は、6時半ごろからということで、一旦出直してくることとしました。

商店街に自家製豆腐の店があり、その中でも表面に湯葉がはった豆腐がおいしかったです。
大阪らしく食材が豊富で、スーパーも魚の種類が多く、その場で食べられる場所がなかったのが残念でした。

駅横のビルは好立地のはずなのに、空き店舗が多い。ギター研究所のチラシを発見。後で聞いたら、マンドリンを中心としたアンサンブルを指導しているところらしい。


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6時半ごろに、北口さんと関係者の方々が六弦堂に集まってきました。翌日にリサイタルを控え、前夜祭は実施できるのか危ぶまれましたが無事実行できました。田中さんが福田さんという製作家の楓のギターを注文し完成したばかりの楽器をお持ちで、その楽器を使って、ミニ演奏会が開催されました。前田さんは定年退職され、CDを製作され、それをプレゼントしてくださいました。北口さんに師事されている方々で、しっかりとした音楽づくりをされていることが感じられました。北口さんの前での演奏は緊張しました。楽器は楓の特徴を出したやや硬質な音色で、弦の間隔がやや狭く、私には弾きやすかったです。
その後は参加した6人で、六弦堂の隣の雰囲気のいい店で前夜祭(これが本命)。おいしい料理とギター談義で盛り上がりました。リサイタル前夜ということで9時に解散しました。北口さんも結構飲んでおり、ちょっと心配でしたがリサイタルには全然問題ないとのことでした。

  
 

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六弦堂には、60本位のギターがあり、中古品を多く扱っているので、リーズナブルな価格で気に入ったものが見つかるということで人気があるようでした。来店中も電話対応等で忙しそうでした。ネット販売で買われる方も結構いるということでした。

南里さん、前田さん、若林さん、田中さん、大変お世話になりました。

  

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宇治・京都

早朝、宇治川沿いの「恵心院」に行きました。ここは家内の先祖の墓があり、墓参りをしてきました。

比叡山横川(よかわ)の恵心僧都源信(えしんそうずげんしん)によって再興されたお寺で、恵心僧都は宇治十帖の中で浮舟を助けた「横川の僧都」のモデルと言われているそうです。藤原氏、豊臣秀吉、徳川家と時の権力者に庇護されてきたが、中世以降戦火に巻き込まれ、今では本堂と楼門を残すのみとなっています。昭和になって住職が植えた四季折々の草花や花木が訪れる人の心を癒しています。その住職もすでに亡くなっており、後を継いだ方にご挨拶をしてきました。

恵心院から橋を渡って対岸の平等院に向かいましたが、雨が降り出したので宇治川の途中で引き返しました。

三十数年前に来た時はまだ道も舗装されておらず、古えの風景を感じさせる趣があった。最近は源氏物語ミュージアムなど観光施設が近くにできている。しかし、それでも品よく纏まっている。

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東寺
五重塔が圧巻。
十年くらい前、ここを訪れたとき金堂の薬師如来、月光、日光菩薩の前でギターの曲が聞こえ、啓示を受けた場所。こういった有名な寺は、観光の人で混雑するため一般には仏像の前で停滞することがないように工夫しているが、ここでは逆に柱に人が座って何時間でもいられるようになっている。五重塔、講堂の曼荼羅配置の仏像もいいが、金堂は心が落ち着く場所でこのような空間を維持していることは本当にすばらしい。
仏教文化を感じる。
  

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四条通を西へ、桂川へさしかかろうとする手前にある梅宮大社。
梅宮大社は“酒”の神で、酒の菰樽がずらりと並べられています。そしてもう一つ、“安産”の神とされています。
この神社には子授けのための「またげ石」があります。

平安初期、壇林皇后が何とかして皇子を授かりたいということで「またげ石」をまたぎ、仁明天皇をお産みになられたという故事が残っています。この故事からこの神社は子授け・安産の神として有名で、有名俳優がここを訪れて子宝に恵まれたということで、現在でも多くの参拝者がいます。 

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毎年2回、郵便でお札をもらったり祈祷をしてもらっています。最近は七夕の短冊も送られてきて、そこに記入すると、七夕飾りにして祈祷してもらえます。ちょうどそれが奉納されていました。

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