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2014年10月25日 (土)

アルヴァロ・ピエッリ

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ピエッリのリサイタルに、ヤマハホールに行ってきました。

チケットは取れなかったのですが、Sさんが譲ってました。席は前から5列目、中央の通路側でとても良かったです。ありがとうございました。

最初のパガニーニのソナタはちょっと音が小さいかなと思いましたが、自在な演奏でびっくりしました。次はアルベニスの組曲エスパーニャから4曲とセビリアを演奏。このプレリュード、ソルチーコ、何といっていいか分からないほどの演奏で、伊達さと繊細さというかスペインの中にフランスを感じるような演奏でこれを聴けただけでもう満足でした。休憩にワインを頼みましたが、出るまでに時間がかかり出てきて1分もしないうちに後半開始のアナウンスで、一気に飲みほして後半へ。バリオス4曲のうち扇の国は現代的な感じで新鮮でした。隅におけない曲という感じでしょうか。「最後のトレモロ」はややつくり過ぎの感じも。プログラム最後のヒナステラのソナタは圧巻でした。完全にコントロールされた演奏。アンコールはフォルクローレのような曲を演奏、こういうものには天性のものがあるのでしょう、聴きほれます。そして再登場して、ロボスのエチュード4番、これがまたこれまでに聴いたことが無いような美しいフレージング、終盤で12番の期待感が浮かんできました。そして、やはり、そのまま12番を演奏。これが巨匠の十八番なのか、という感じの素晴らしい演奏で、ピエッリのギターを堪能いたしました。

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会場にはアコラに来られるSKさん、Yさんなども来ていました。
サインをもらって帰りました。家に着いたら、もう翌日になっていました。

   

その感動と期待で、マスタークラスにも行ってきました。

昼食をとってから定刻に会場に入りました。会場はホールではなくサロンで、5列目でしたがフラットな室内で演奏する顔や手元が見えずにあまりいい環境ではなかったです。アコラに来るNさん他も来ていましたが、しっかり最前列の中央で聞いておりさすがです。昼食などをとってのんびりしていたことを後悔しました。

しかし、受講曲に「森に夢見る」があり、そのところはNさんが席を譲ってくれ、良く観ることができました。ありがとうございました。この受講生の場合には、右手の構え方についての指導が多く、音楽的な話は少なかったのが残念でした。会場には、キュヒさんも来ていました。キュヒさんは親指が短いのでやや親指が内側に入っても問題ないが、受講生の場合は親指が長く、弾き方を変えないといけないとのことでした。キュヒさんの森夢は素晴らしいので音楽的な観点からどんな指導をするのか関心がありましたが、そのあたりの話はなかったです。

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ブリテンのノクターナルを弾いた人の演奏はなかなか良かったです。ピエッリの指導にも熱が入りおそらくレッスン時間1時間のところを1時間半以上やっていて、まだまだ続きそうなところで、ストップをかけたという状況でした。

全般的に、ピエッリは、まず自分の演奏についてどう思うかと問いかけ、テクニックと音楽的なことを生徒に応じて優しく教えていました。

テクニックとしては、大きなサムライと小さなサムライをうまく使うこと(何のことか分からないと思いますが)や音を切らないように左手の押さえている指を変えるテクニック、ポジション移動時に雑音を少なくする方法など、自分にとっては面白いものがありました。

レッスンは全部で6人あったのですが、全部聞いていると帰れなくなってしまいそうで、4人聞いて帰りました。

+ +

忘れないうちに、キーワードを追記しておきます。

・ブローウエルのソナタ: ポピュラーミュージックの要素が入っている。ブラジル音楽を知らないとブラジル音楽は弾けない。リズミカルなピース。方向性。重要性を分からせることが大切。退屈してしまう。どう弾きたいか?自分の音を聞いているか?自分の音を聞きたいか?リズム。ミクロクレシェンド。音楽は時間の芸術。

・スコットランドの歌による変奏曲:歌うように、楽しんで弾く。エコー。アウフタクト。ヴィブラート、わさび。ソルらしく。ハイドンが参考になる。ギターは音色をつくれることが素晴らしい。イメージした音の作り方を練習する。料理の材料を仕入れるようなもの。親指を支点とした3つのゾーン。移動の前にひじを準備しておく。細かい動きは手首で。

・森に夢見る:インティモ

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2014年10月21日 (火)

井上仁一郎ギターコンサートプログラム

11/9にアコラでゲストコンサートを行う井上仁一郎さんから、プログラムとメッセージを頂きました。

【プログラム】
◯蝶の舌/A.アメナーバル
◯タレガ讃歌/E.プジョール
◯椿姫幻想曲/J.アルカス
◯4つのカタルーニャ民謡
 聖母の御子、アメリアの遺言、盗賊の歌、鳥の歌
◯鬼火の歌/M.デ・ファリャ
◯祈りと踊り/J.ロドリーゴ
◯バーデン・パウエル讃歌/C.トレパット
◯アンダルシア舞曲第1番/C.ロメロ
◯アルハンブラ宮殿の想い出/F.タレガ
◯エレジー/D.フォルテア

曲目は変更の可能性があります。

    

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【井上さんからのメッセージ】
ひたちなか市は初めてなので楽しみにしています。
それから、愛好家の皆様の演奏も楽しみです。
よろしくお願いいたします。

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2014年10月20日 (月)

サンデーサロンコンサート

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恵比寿にあるギターショップ・カリスのサンデーサロンコンサートに行ってきました。

◇プログラム
三科 2つのワルツ(シューベルト)/月蝕(佐藤弘和)
若林 牝牛の番をしての主題による変奏曲(ナルバエス)/パヴァーナ(サンス)
富山 ロンド風ガヴォット(バッハ)
小林 マリア・ルイサ(アニード)/スノーフライト/サンバースト(ヨーク)
高橋&吉岡(二重奏) 五十鈴川(松井孝行)
山下   アンダンティーノ(ソル)/アランブラ宮殿の思い出(タレガ)  
熊坂 カンタービレ(CPEバッハ)他
金澤 「リュート組曲2番」プレリュード/ジーグ/ドゥーブル(バッハ)
冨山 最後の日の物語/祈り~東日本2011(冨山詩曜)

風邪のため参加者が少なかったとか。
昨日爪が割れてしまい、つけ爪でやってみましたが、今一つ、のらない演奏でした。
今回は、参加者に空きが出たということで高矢さんから急きょお誘いがあり参加しました。
これまでメルツなどをメインにやってきて、これから違うものに取組はじめたところで練習もあまりできていませんでした。

冨山詩曜さんの演奏を初めて聞きました。自作自演なのでさすがにいい雰囲気、味を出していました。他の人のCDで聞いた時よりも、伝わってきました。
演奏を聴きながら、その音楽そのものよりも、何か他の個人的な出来事や風景が浮かんでくることがありますが、そういった体験をしました。

バッハの作品に造詣が深い金澤さんが、今度のアコラの愛好家の会に参加してくれることになりました。曲はバッハではないそうです。


終了後、渡邊茜さんのミニコンサートがありました。
クラシカルで優勝したそうで、大学3年生で進展が著しい。Youtubeにも演奏がありましたが、今回聴いたものの方がかなり良く、古い演奏は削除したほうがプロで売っていくには良いのではないかと思います。

今日は、打ち上げがないということで、恵比寿で食事をして帰りました。
恵比寿神社の傍の居酒屋で活気があり、牡蠣や白子の天麩羅、アン肝などおいしかったです。獺祭もありました。

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恵比寿太鼓で賑やかでした。

 

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2014年10月18日 (土)

爽やかな日が

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今日は秋晴れの爽やかな日ですね。

昨日は、朝から筋肉がこわばって左手の親指がつったように曲がらなくなっていました。風邪をひいたようで熱も出てきました。
  
今朝になり回復してほっとしました。気分が良いので、昔弾いた楽譜を出して弾きました。

+ +   

ギターを再開ししばらくした時にソルのエチュードOp.29-17のレッスンを受けました。

当時、コストのロンドOp.40をやっていました。この曲は、Op.27,28とセットになっています。全部やると20分位になるものですが、そうやって弾いているものはきいたことがありません。もっともOp.40自体、ほとんど演奏されないと思います。Op.27,28の代わりにこの曲の前にC調で終わる曲があったらいいかなと思い選曲しました。
 
    
ソルのエチュードには良い曲が多くありますが、当時はセゴビア編の20曲程度しか聴いていませんでした。その中でも、メロディのきれいなものや、技巧的なものはどういう風に弾いたらいいのかということは比較的わかりやすいと思います。コストなどロマン派の曲もどうあるべきか比較的とっつきやすいです。しかし、このエチュードは、他のギター曲とどこか違って存在感を感じていましたので選曲しましたが、どういう風に弾いたらいいのかが分からず、聞きましたところ、
      
  
古典の美はギリシャ時代の美学に基づいているということでした。そして、エトスとパトスについて簡単な説明を受けました。

具体的なことは忘れてしまいましたが、例として、エトスは建築物の柱のようにあるもので、パトスは一時的な感情が高まったような状態で、この緊張関係が美を生み出しているといったようなことだったと記憶しています。

今、スマホで見ますと、「相反するものが一致し、不調和なものがもっとも美しい調和をつくる」(ソクラテス)というようなものも出てきます。

要は、どう弾いたらいいか分からないという背景には、その曲がどうあるべきか、どう聞こえるのが良いのかが分からないということが半分くらいあると思います。いいきっかけになりました。

このあと、ブライアン・ジェフェリのソル作品全集を買って、一時期、ソルにはまっていました。

+ +

気分よく弾いていましたが、aの爪が大きく割れてしまいました。爪をいろいろ削っているうちに薄くなってしまっていたようです。
明日、カリスのサンデーサロンに行くことにしていますが、演奏できるか?テンションが下がり過ぎです。



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アコラ10周年の愛好家の演奏会のブログが時間がなく画像のみでしたので、北口さんの話や愛好家の演奏に対する感想などを追記しておきました。


+ +

栃木の癸生川さんから、ご連絡がありました。

水戸カトリック教会で、佐藤純一(サトジュン)のコンサートが11/29(土)に開催されます。

◆佐藤純一ギターコンサート
 水戸市:水戸カトリック教会(カトリック水戸聖家族教会)
 14:00開場 14:30開演

サトジュンには、アコラで演奏していただいたことがあります。しばらくぶりで聴きに行ってみようと思います。

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2014年10月13日 (月)

渡辺範彦回顧展に行ってきました

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早稲田にあるスコットギャラリー。

渡辺範彦回顧展が没後10年となる今年、開催されました。

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入館すると、岡野さんの奥様が受付していました。

受付にもギターの音が聞こえてきました。コンサートまでは時間があるので、誰かが試奏でもしているのかなと思いました。

中に入ってみると、渡辺範彦氏の演奏がCD、DVDによって再現されていることが分かりました。とても豊かな音でびっくりしました。ギタルラ社からお借りしている特殊なスピーカだそうです。

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岡野さんが、貴重な映像をあれこれ見せて説明してくださいました。ひとつひとつの音が素晴らしく、まさに魂が伝わってくる演奏です。
   

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レンガ造りで雰囲気の良いギャラリーには、楽器、タキシード、運指の書き込まれた楽譜、記事、写真など約100点が展示されていました。少年時代からギタリストへの道を母と歩み、22歳にパリ国際ギターコンクールで優勝し、30代では多くの後進に芸術としてのギター音楽を伝えた姿など、渡辺範彦氏の軌跡が再現されていました。

運指が書き込まれたボッケリーニの序奏とファンダンゴや魔笛など多くの楽譜をながめていました。やはり独特なものがありました。

夕方にはお弟子さんだった岡野雅一さんのコンサートがありましたが、台風が接近しており、ちょうど早稲田駅についてギャラリーに向かって歩き出した時から大粒の雨が降り出したので、コンサートは聴かず1時間ほどDVDや展示を見て、岡野さんとお話して帰りました。

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展示の中で目を引いたのがパリコンの金メダルでした。残念ながら展示物の写真は禁止とのことででした。女神のような女性の顔のレリーフとなっていて、芸術性が高い。さすがフランスですね。


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渡辺範彦氏が日本人として初めてパリコンで優勝した時のNHK-TVを当時観ました。それから、渡辺氏のNHKのギター教室の番組も欠かさず観ていました。ギターが盛んだったころで、また、日本がこれから世界の中で発展していく時代でした。そんな当時の空気・熱気を思い出しました。
いい時間を過ごしました。
 

   

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帰り道では、雨のなか、穴八幡宮の流鏑馬奉納の行列に出会いました。

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2014年10月12日 (日)

ギャラリーコンサート(10/12)で演奏しました

大風19号の影響はまだ皆無で、今日はとてもいい天気でした。

ひたちなか市市民交流センターでギャラリーコンサートを行いました。

写真展の主催の木村さんからコンサートのはじまりのご挨拶を頂きました。
    

プログラム

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第1部は、ギターソロとギターDUOの演奏。

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第2部は、尺八ソロ、ギタ-ソロ、そして尺八とギターによる演奏。

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味わいを感じさせる尺八のソロ。
カラオケを使った演奏もありました。


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閉めの挨拶も木村さんから。


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次回も呼んでいただけるそうです。
時期は来年になるとのことでした。
 

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ご来場いただいた皆様、大変ありがとうございました。

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2014年10月11日 (土)

ギターの音

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今年は、庭に植えたマスカットが初めて実りました。何も手をかけていなかったのでびっくりしました。結構採れて、お隣にも飛び出して実っていたので、おすそ分けしました。


先日のマルシン・ディラのマスタークラスの最後に、きれいな音を出すにはどういたらよいかという質問があり、それに対してマルシンからきれいな音を出そうといつも考えることが大切という話がありました。その後で、手が大きい人が良い、重い指が良い音を出すと言っていました。それを聞いて質問者(あるいは会場にいた他に人だったか)が、「スコット・テナント!」と言いました。マルシンはうなずき、「いっぱい食べて、体を鍛えて大きくなってください」、みたいなことを言って、爆笑となりました。
そうしたら、また会場から「キュヒは?!」という声がありました。
会場にはパク・キュヒさんも来ており、これには、皆な大爆笑でした。
    

これまで10年ほど思った音が出せないでいましたが、この前の愛好家の会の後辺りから少しいい感じの音(自分で言うのも何ですが)がするようになってきました。

音は爪によるところが大きいと思いますが、私のようなサラリーマンは基本週末しか纏まって練習できないので、爪を一定に維持できないという根本的な問題があります。毎日チェックできるような人、たとえばプロでしたら、いい状態の爪の形を維持しやすいと思います。

また、庭仕事が多いのでどうしても爪を痛めることが多いです。

    
最近効果があったと思うことは、きれいな音をどうやって出すか考えるのではなく、汚い音をどうやって出さなくするか、ということです。
きれいな音を出すというのは哲学的な話になってしまいますが、汚い音がなぜ出るかは、素人でもわかることで、それを回避するようなアプローチをとってみました。要は爪の削り方なのですが、汚い音が出るところを滑らかにすればいいと気づきました。これで大分変りました。

これは私の場合なので、一般的なことかどうかはわかりませんが、指にそった形の爪の形で指は弦に斜めにあてるのではなく、昔のスタイルというんでしょうか、直角に近い感じです。特にトレモロをきれいに弾こうと思うとそっちの形の方がいい感じです。

確か、昔、Sさんから「爪を(ちゃんと)削ったほうがいい」とアドバスされた記憶があります。しかし、その意味が分からなかったんですね。

先月、K先生のレッスンを受けたとき、目の前でAmの和音を弾いたのを聞いたのですが、その音があまりに自分の貧弱な音との差が大きくショックでした。そういうことがきっかけでいろいろ試行錯誤をしているうちに上述のようなこととなりました。「どんな音が良い音なのかということは良い音が出せるまでは分からない」という皮肉な問題があります。また自分がどう会場に聞こえているか自分では分からないということがあります。そういうものを分かりやすく導いてくれるのが、ギター教師なのでしょうが、教える位上手い人は、素人の悩みがなかなか分からないのでは?と思うことがあります。

10年かかってやっとこの位のことが見えてきた感じです。

兎に角、良い演奏を自分の耳と目で直接観て聴いて感じることが不可欠です。

良く無い演奏をいくら聞いても良い演奏ができるようにはなりません。また、CDやDVDも、ある程度のレヴェルになってからでしたらいい教材になるかと思いますが、私のようなレヴェルの者にはなかなか自分がどうしたらよいかということにつながりにくいです。また、最近はインターネットで簡単に音源を得ることができますが、再生手段によって音楽的な印象が全然変わってしまいます。これは、本当に要注意です。

自分の演奏を聴くにしても、録音方法、再生方法でその印象が全く変わってしまいます。
ある演奏会での演奏を録画し聴いたところあまりにもひどいので自己嫌悪になりましたが、別な機会に録画ではなく録音したものを聴いたところ、結構いけてるのでは、ということで気を取り直したということがありました。どちらが本当なのかはさておき、この辺も気をつけるべき点だと思います。



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2014年10月10日 (金)

ギャラリーコンサート(10/12)迫る

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10月12日(日)の午後2時からJR勝田駅前のひたちなか市市民交流センターにてギャラリーコンサートを開催します。

今日、コンサートに呼んでいただいた写真展(只今、一週間ほど開催中)を観に行ってきました。

会場には主催者の木村さんも偶然いて、いろいろ写真展のお話を聞いたり、演奏の簡単な打合せもできました。

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写真は、デジカメで撮ったものとのことですが、いい感じの写真が多く、会場の雰囲気もとても良く、コンサートに向けて気分も高まってきました。

これまでは、ギャラリーコンサートは、どちらかというとギターファンのすそ野を広げるにはポピュラーなどの聴きやすい曲が良いかかなと思い、そういったプログラムを多く用意してきました。また、自分のレパートリーもそういった分野を増やすいい機会ととらえてきました。

しかし、案外、聴きに来られる人は本格的なクラシックギターの演奏を期待しているようなところも垣間見られましたので、今回はかなりクラシックよりのプログラムにしてみました。

演奏プログラムなど

また、後半には、尺八とギターがあり、こちらは聴きやすい曲が多いので、結果としては良いバランスになるような気もしてきました。

コンサート日あたりから台風の影響が出てくる可能性もあり、気になるところです。

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2014年10月 7日 (火)

「阿寒に果つ」続き

「阿寒に果つ」に関連して;

映画「阿寒に果つ」の中で川に入って心中しようとする場面がありますが、そのロケ場面を偶然見ています。場所は、中島公園の南側にある幌平橋という地下鉄駅の近くの幌平川です。映画ではうまいこと処理していますが、この川は水深50㎝から1m程度と思われます。とても、心中できるようなところではないです。

私は一時期、この幌平橋駅の近くに下宿し、中島公園を通って地下鉄で大学に通学していました。この近くに渡辺淳一氏も通学した札幌南高があります。北海道一の進学校で北海道中から生徒が来ています。私がいた下宿にも南高の生徒が数名下宿していました。渡辺氏とは20年近く離れていると思いますが、何となく同じような空気だったのかなと想像します。

当時高校生だった渡辺氏は阿寒湖で自殺した加清純子が本当に最も愛していたのは自分だったと思っていました。しかし、20年後に加清純子の姉から渡辺氏とはからかい半分で付き合っていたということを聞かされてショックだったことと思います。そういうことも含めて「阿寒に果つ」は書かれたものです。

加清純子が付き合っていた人の中には、相手にされなくなったことによるものかデパートの屋上から飛び降り自殺した中年の事業家もいました。狭い札幌ですから、また、その相手が進学校の女学生ということで相当スキャンダルなことだったと思います。加清純子もそれに対してデパートの屋上から真っ赤なバラをまいたらしいです。
ぎりぎりのところを生きていたのだろうと思います。
   

話は変わりますが、映画「阿寒に果つ」の音楽を担当した眞鍋理一郎氏は、東京工業大学卒業後、東京藝術大学声楽科から作曲科に転科したそうです。ユニークな経歴です。ギター愛好者としても知られ、『現代ギター』誌にかかわり、多くの編曲や、タンスマンへのインタビューを行ったり、渡辺範彦氏との交友も深かったようです。
 
 
私の記憶では、バッハのインベンションを2重奏に編曲し、ギタリストの音楽的なレベルアップのため啓蒙をされた方です。インベンションの1番の編曲は私も35年ほど前に使わせていただきました。また、伊福部昭氏とも関係が深かったようです。
この辺に名前が出てきた方々ももう亡くなっていますね。
  
  

今回は昔話を書かせていただきました。
3.11や御嶽山の噴火など地球規模で予測されないことが多発しています。人間界で何が起きてもおかしくない時代です。日々がそれなりに充実し、ギターが弾ければ幸せかなと。





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2014年10月 6日 (月)

「阿寒に果つ」とギター

少し前の話ですが、渡辺淳一氏が4月30日に80歳で亡くなりました。氏は失楽園や鈍感力などで最近も話題になっていたようですが、あまり関心はありませんでした。

亡くなったということを聞き、ひとつ思い出したのは、「阿寒に果つ」という映画です。
この映画は、大学の時に薄野の交差点にあるビルに主演の五十嵐じゅんの大きなポスターが展示され、何となく映画館に入って観ました。当時、映画はほとんど見ませんでした。
その中の一場面で、テーマ曲がギターで数フレース、演奏されたように思いました。哀愁のある旋律が印象的でした。映画の最後にテーマ曲がクラヴィコードで演奏されそこにテロップで作曲者なども一瞬ですが流れました。エマニエル・バッハのクラヴィコードの曲でした。ギターは定かではないですがヤマシタカズヒトさんだったと記憶しています。ただ、その時に流れているクラヴィコードの演奏が装飾音をふんだんに用いていましたので、これはギターソロでは無理と思い、それ以来、そのことは忘れてしまっていました。

当時、渡辺氏は新進の作家で、北海道出身ということもあったのでしょう、書店には多く並んでいました。「リラ冷えの街」、「パリ行き最終便」などは買って読みました。内容はもう忘れてしまいましたが。

4月から職場が変わったり、定年、アコラ10周年記念イベントなどでばたばたしていましたが、ブログにちょっと書いたのを見てSさんがこの曲の楽譜を持ってきてくれました。昔の現代ギター誌に掲載されていたものです。

楽譜を見て、音も少なく、最初はクラヴィコードの装飾音をふんだんに用いた演奏が頭にあったので、やはり、ギターではメロディをなぞるくらいが精いっぱいなのかと思いました。
しかし、弾いているうちにかなり良い編曲だと思うようになりました。編曲は、眞鍋理一郎です。「阿寒に果つ」の音楽監督をしていたので、たぶん、映画でギターに弾かせるために編曲したものと想像します。

いろいろ運指を考えながら、あえて装飾音は使わないでやっています。エマニエル・バッハのクラヴィコードの曲というよりは、映画「阿寒に果つ」のイメージが出せたらと思っています。
11月の愛好家の会で演奏しようと思いますが、その前に10月のカリスで試奏してみようと考えています。

+ + +

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「阿寒に果つ」は、天才少女画家と呼ばれた時任純子が阿寒湖で自殺してから20年、作家となった「私」はかつて純子と関係のあった5人の男性に会い、純子の死の真相を探ろうとする。時任純子は渡辺淳一氏の札幌南高校時代の同級生がモデルとなっていて、映画は、1975年6月21日に初演されました。

渡辺氏は、札幌医科大学を卒業した医師として知られていますが、実は札幌南高から北海道大学理類に入学し2年後に札幌医科大学に入学しています。

時任純子のモデルとなった加清純子は初恋の人。高校2年の時に知り合ったが、高校3年の冬に阿寒湖で亡くなった。
 
                      

+ + +

今日は台風のため休みを取りましたので、ブログを書く時間が取れました。長くなりそうなので中断します。初恋の人が姿を消し、理由も分からないまま自殺してしまった。渡辺氏が、北大に入ったが医者の道に進み、さらに作家になったのもわかるような気がします。


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2014年10月 5日 (日)

またべい

アコラに来る途中で、「またべい」と書かれたのぼりに気付いた方もいると思います。
アコラから徒歩1分位のところにある水産加工所で焼き鯖ずしを販売しています。
この焼き鯖ずしの名前が「またべい」です。

これは隠れたブランドになっているようです。

仕事で焼き鯖の本場の福井県によく行っていましたので、こののぼりが立った時から気になり、しばしば買っていました。今日行ってみたら、「期間限定 鯖の照り焼き<棒ずし>」というものがありました。
これは、「またべい」の照り焼きバージョンということで、早速購入してみました。



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これもおいしかった。脂ののった焼き鯖とおすしのもっちり感がお勧めです。

      

アコラに来た時にでも試されてはどうでしょうか?

値段は、消費税アップでしょうか、900円になっていました。
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2014年10月 4日 (土)

募集しています

秋になって、音楽をするのにいい季節になってきました。

といっても、いつでもギターは弾いているのですが。。
   
 

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参加者を募集しています!

◆11/9 愛好家の会 (ゲスト:井上仁一郎)
      
          

◆2015年 1/17 ギター新年会 (ゲスト:松田弦)

           プライベートレッスン会あり           
                          

明日は、ひたちなか市交流センターで開催するギャラリーコンサートの練習します。
尺八の藤原さんと甲斐さんの2重奏の他、長塚さん、幕田さんと私の3人が演奏する予定です。

ギャラリーコンサートにお運びいただけましたら幸いです。

  10/12(日) 午後2時~3時30分 入場無料








11月9日の愛好家自由演奏会の申し込み状況

気温の変化が激しいので風邪などひかないようお気をつけください。

11月9日の愛好家自由演奏会への申し込み状況です。

・カンタービレ (C.P.E.バッハ)
  アレグロ ノン トロッポ (V.ロボス)
    
 
・アディオス・ノニーノ (A.ピアソラ~長野編)
 ワルツ第3番 (A.バリオス)

・アヴェ・マリア (グノー)
  白鳥 (サンサーンス)

・Fantasia “Les Adieux” Op.21 (F.ソル)
   

・大聖堂 (A.バリオス)
      

・アンダンティーノ OP.32 (ソル)
  ラ・ミラネーゼ   (クレンジャンス)

・朱色の塔  (アルベニス~Konrad Ragossnig編)
   

・イタリア舞曲  (ノイジドラー)


・プレリュード No.3  (ヴィラ・ロボス)  


・マドロ二ョス  (トルロバ)
 

・ブルガレーサ  (トルロバ)

今回も、なかなか充実した演奏会になりそうです。

   

海浜公園も良い時期のようです!

2014年10月 2日 (木)

ギター新年会(1/17)のご案内(ゲスト:松田弦)

2015年 1月 17日(土) アコラのギター新年会を開催いたします!
   

新年会 11:30-13:30ごろ 

  ランチ&愛好家の演奏会  @カフェ・レストランSwing
    ひたちなか市文化会館の敷地の中にあります。

  中村俊三さんの演奏も予定しています。

  愛好家の演奏は一人5分程度でお願いします。
 

松田 弦 リサイタル 14:00-15:30 @アコラ

  会場をアコラに移して、開催いたします。

 

   S 

 

 ◇プログラム

  ・バッハ:チェロ組曲6番より プレリュード

  ・バッハ:ヴァイオリンソナタ3番より
        アダージョ、ラルゴ、アレグロアッサイ
 
  ・コスト:葬送行進曲とロンド

       <休憩>

 ・G.ドロスト:アダージョ 

 ・ファリャ:ドビュッシー讃歌、粉屋の踊り

 ・三つの日本の歌

 
  ・ボグダノヴィッチ:ジャズソナチナ
    
   

松田 弦 レッスン会 16:00-19:00 

  プライベート レッスンを、4名(1名45分)
  詳細はお問合せください
 

  
■プロフィール
 
   高知県出身。16才からクラシックギターを始める。高知県立岡豊高等学校音楽コースギター専攻科卒。
2009年第52回東京国際ギターコンクール第1位、第9回アジア国際ギターコンクール(タイ、バンコク)第1位をはじめ、2000年〜2009年のあいだに国内外7つのコンクールで第1位受賞。
2013年アントニー国際ギターコンクール(フランス)優勝、あわせて課題曲賞と聴衆賞を獲得。
2009年初CD「GENIUS」発売。
2011年新井伴典氏とのデュオCD「夏の列島」発売。
2013年4月には、CD「弦想~Gen-Soul~」でキングレコードからメジャーデビュー。
2014年4月CD「esperanza」発売。ともに、レコード芸術誌にて特選盤となる。
これまでに日本各地を始め、オーストリア、ドイツ、タイ、フィリピンなどでもリサイタルを行う。
クラシック以外との共演も多く、活動の幅を広げている。また、高知県下の小中学校を中心にクラシックギターの魅力を伝えるための演奏会も行っている。
松居孝行、村治昇、新井伴典の各氏に師事。
2011年より2年間にわたり、フランス、ストラスブール音楽院にて、アレクシス・ムズラキス、今村泰典両氏に師事。
   

■希望される方は、メールでのお申込みをお願いします。

  ・新年会 1,000円 (ランチ代を含む) 
    リサイタル申し込み者が対象です。

  ・松田 弦 リサイタル 3,000円 (飲み物付)

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  お楽しみに!
  
    レストラン予約のため、お早目にお申込みをお願いいたします。

  ※カフェレストランSwingの場所

     関連記事   

   申し込み状況・中村先生の演奏曲目



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