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2016年1月20日 (水)

カリフォルニア組曲

年末に掃除をしていたら、棚に未収納の楽譜の束の中からクリコバの演奏で有名になった「カリフォルニア組曲」の楽譜が出てきました。
 
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・J.S.バッハ;無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV 1007
・フェルナンド・ソル;ファンタジア第7番 Op. 30
・カステルヌオーヴォ=テデスコ;ギター・ソナタ ニ長調 Op. 77
・ホセ・マリア・ガジャルド・デル・レイ;カリフォルニア組曲
・フランシスコ・タレガ;アルハンブラ宮殿の思い出

2013年の秋にこの楽譜を買ったが、弾きにくかったのとカリフォルニアとの関係がぴんと来なかったので、1回弾いてそのままに放置していました。
あらためて、仕分けのつもりで弾いてみたところ、きらめく波のイメージとビッグサーの風景が浮かんできました。
 
30年ほど前、サニーベルからサンノゼまでハイウェイ101を使って通勤していました。
その先にモントレー、カーメルがあり、そこから更に先、サンシメオン辺りまでビッグサーと呼ばれる地域があります。
 
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VISTA POINTからの雄大な眺めを満喫し、サンシメオンのモーテルに泊まって、翌日はハースト城ツアーに参加したことがありました。
ハースト城は1920年ごろ新聞王ハーストが建てたもので、政財界人達やハリウッドスター達が集ってパーティをした場所という。
すっかり記憶のかなたにあったものが思い出されました。
 
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Cc
 
昨年、あるレストランにランチに入ったらカウンターに案内され、目の前にスクリーンがあり、たまたま白黒映画が上映されていました。
料理が出てくるまで、観ることになりました。
終わりの20分ほどだったと思いますが、これは市民ケーンかなと想像しました。
そしてハースト城と思わせる城が出てきました。
それをきっかけにウェブでハースト城、新聞王ハーストなどを検索してみました。
当時はウェブが発達しておらずそのような情報に簡単にアクセスできなかったのでしたが、チャップリンなども係ったハリウッドスター達とのスキャンダルなどいろいろ真偽が定かでない話に今では簡単にアクセスができます。
 
 
レイが何を思って作曲したのかは分かりませんが、彼はスペイン人で、カリフォルニアはスペインが支配していた時代がありました。イエロージャーナリズムでハーストが新聞記事を操作しスペインとの戦争をあおったとも言われています。
そんなことも思ったのでしょうか。
 
 
あらためて、この曲を聴いてみると、バッハのチェロ組曲をモチーフにしているプレリュード、アルマンド、サラバンド、そしてワルツの4曲が、きらめき、栄華、光と影、そうしたものに妙にマッチしています。
 
クリコバのCDではその後に「アルハンブラ宮殿の思い出」を弾いています。 これがまた素晴らしい。
続けて聞くと、「アルハンブラ宮殿の思い出」に比べて「カリフォルニア組曲」は安っぽいから騒ぎに聞こえてきます。
 
しかし、そのから騒ぎの中からクリコバはきらめくものをすくい上げています。
なかなかの奏者ですね。ウェブにも演奏がアップされていますが、CDで聴くのとは全く違います。CDのほうが良いです。
 
はりぼてのから騒ぎなのに、楽しい。
DL的な曲と言ったらいいでしょうか。
 
独特の雰囲気がある曲ですね。
.

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