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2016年2月13日 (土)

ヴェンツェル・マティエカ

木曜日頃から体調を壊し、金曜日に病院へ行ってその後寝込んでいましたが、大分落ち着いてきました。

 

P2

ボヘミア出身のギタリスト兼作曲家マティエカ(Wenzeslaus Thomas Matiegka (1773-1830))は、私がギターを始めたころからも「シューベルトのギター四重奏」に係わったギタリストとして知られていました。
曲は少し経ってからFMか何かで聴いたと記憶していますが、当時のウィーンの家庭的なアンサンブルの穏やかな雰囲気は感じましたが、どんな曲かという程の印象は残っていませんでした。

 

冬休みに、Hao Yang の演奏する Sonate VI: Scherzo and Finale Allegretto をYoutubeで観て、こんな曲作っていたんだと、ちょっとびっくりしました。

今は、Webでもいろいろな情報、演奏や楽譜が簡単に入手できるので良いですね!

 

シューベルトギター四重奏曲」 第1楽章 

マティエカの三重奏曲『フルート、ギター、ヴィオラのためのノットゥルノ』(Op.21)にシューベルトがチェロパートを加えたそうです。シューベルトが17歳の頃、チェロはアマチュアチェリストだったシューベルトの父親が担当し、ギターはシューベルト本人が弾くはずだった。が、完成間近でシューベルトは放棄してしまう。父親が演奏するには難しすぎたらしい。(AmazonのCD解説)。

 

第2楽章  メヌエット

第3楽章  美しいです。 

これは第5楽章のテーマと第1変奏でしょうね。
確かに、アマチュアチェリストでは演奏が難しそうです。

第2変奏と第3変奏もありました。

シューベルトの楽譜には、第5楽章の第3変奏まで書かれています。
オリジナルは第7変奏まであります。ギターはチェロパートも受け持っているので、なかなか演奏は難しそうです。シューベルトの四重奏では低音をチェロに移してギターがより響きやすい和音に移したので、より美しい音楽になっているように思います。さすがです。

 

最近のYoutubeを観て結構いい曲だったんだと、見直しました。
演奏や録音も良くて、ギターがきれいに聴こえています。

 

 

+++

何故この「シューベルトのギター四重奏」を知ったのか、昔の楽譜を探して見てみたら、阿部保夫さんが全音から出版していた古典ギター名曲全集の12巻(合奏編3)に入っていました。この曲集にはソルのアンクラージェマンが入っており、買ったようです。400円でした。詳しい曲の解説が別冊でついていました。「シューベルトのギター四重奏」のギターパートのところを部分的に弾いてみたりしたことはありました。

当時は、ヴィヴァルディのギターコンチェルトなどは、明快で人気でした。高校の弦楽同好会と一緒に合わせる練習をしたことがありました。(余談ですが、懐かしい)
今だったら、マティエカですかね。

冬休みにマティエカのソロ作品でできそうなものを少し弾いてみて、やはり弾けるものはないと思いましたが、mixiで話題になっていたり、最近でも新たな動画がアップされたりしているので、あらためて少しさらっています。

この時代の曲は、聴かせられるように弾くのは予想以上に難しいと思いました。
それで、後世に伝わらなかったのでしょう。

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