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2019年1月14日 (月)

ギター

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アリ・アランゴのコンサートを聴きました。満員で盛況でした。

いろいろなジャンルのテクニカルな曲を多く披露してくれた。正味の演奏時間はこれまできいたコンサートの中でかなり短かかった。11の主要な国際コンクールで優勝しているという、破たんの無いハイレベルな演奏。日本人とは違った感性。

二重奏ではホールによるものか、音がクリアーに聴こえたり、そうでない場面があったように感じました。音は桜井ギターに似た感じだった。

 

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今年になってからはバタバタし出したが、年末は比較的ゆっくりでき何年ぶりかでレコード大賞や紅白、ドラマの総集編などTVも観ることができた。レコード大賞では昔のJPOP、結構良かった。

 

ギター、いわゆるクラシックギター(親族楽器も含んで)は相当ユニークな楽器だろう。

古くはソロ、アンサンブル、歌の伴奏などに盛んに使われていた。

古典以降はいわゆるオーケストラの中では使われなくなった。音が持続せず、小さいという特徴がなじまない。

ソロは、バッハの無伴奏チェロやバイオリン、リュートの作品などもあり、より以前のルネッサンス時代、ダウランドなど、ソロはリュートが主役だったのではないか。ピアノが発達しショパンやリストが活躍するようになって、また、コンサートが大ホールでやるようになって、ギターは出番が少なくなった。ジュリアーニあたりが他の楽器と共存したひとつの完成形か。

その後も、手軽さもあり生活の中ではギターは弾かれていた。

蓄音機(電気的な再生装置)ができ、生演奏のニーズが少なくなった。また、音楽の内容も複雑になった。

カラオケの普及で、居酒屋などでのギター伴奏のニーズがなくなった。

ジュリアーニ、メルツ、タレガなど、それぞれのギターとギター以外の楽器・音楽との係わり方は興味深い。

ロボス、ピアソラはギタリスト以外でギターのためのユニークな作品を残しており、まさに巨人。

最近ギターが流行った時代としては、禁じられた遊びなど映画音楽でギターが盛んに使われた時代と、フォークソング時代があり、今、クラシックギターに係わっているのはこの世代の人が多い。

一方、エレキギターがバンドの中で使われ、やがてロックフェスなど大規模なイベントでも活躍している。最近はアコギでもなかなか凝った演奏が多い。楽器屋さんから聞いた話ではギターというと9割以上エレキかアコギで、クラシックギターを買う若者はいないそうです。

「ギターは演奏者の心が聴く人の心に直接伝わる、心から出て心へと伝わるものである。」とは、濱田滋郎氏の言葉で、2004年1月のホームページに記載しアコラ活動の原点としています。

昔、雑誌で「心を込めて演奏した」というようなアマチュア演奏家の感想に対して、心を込めても演奏には反映されない、頭で考えたり、指使いが大切といった意見などを読んだ記憶があり、いまだに何らかの影響を受けている。

しかし、濱田氏の言葉は「(クラシック)ギターは心から出て心へと伝わるものでしか勝負できない」と言っているのかなと最近は考えるようになりました。

一方で、ギターは楽器だけでも美しく、音色にも魅せられる。

 

今年はアコラ活動15周年を迎えます。

10周年の時は、個人的な思いとして「ギター美に触れる2日間、表現はDNAを超えられるか」ということでやりました。

15周年は「エボカシオン」かな。

ギターは多様性がある楽器。演奏者それぞれのギター愛が感じられるような演奏って良いですね。

 

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