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2020年2月 2日 (日)

富川勝智コンサート聴きました

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プログラム
第1部
・光のない練習曲(A.セゴヴィア)
・ロートレック賛歌(E. S. デ・ラ・マーサ)
・組曲「プラテーロと私」(E. S. デ・ラ・マーサ)

第2部
・ドロール(ドノスティア神父~R.S.デ・ラ・マーサ編)
・ハバネラ(E. S. デ・ラ・マーサ)
・4つの小品(F.タレガ)
・特性的小品集(F.モレーノ=トローバ)

アンコール:
エストレリータ
アラビア風奇想曲

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HPのプロフィールから抜粋、
北海道札幌生まれ。上智大学外国語学部イスパニア語学科卒業。ギターを手塚健旨氏に師事する。その後スペインに渡り、ホセ・ルイス・ゴンサレス、アレックス・ガロベーに師事。
「ガルシア・ロルカと同時代のギタリストたち」などの本格的な研究論文なども発表し、ギター史研究家としても精力的に執筆活動をしている。

使用楽器は、アルカンヘル・フェルナンデス1997
特に、タレガの4つの小品(マリエッタ、夢~マズルカ、アデリータ、ラグリマ)が名器アルカンヘルの響きに良くマッチしていたと感じました。

前半は前の方の席で聴いたが、しっくりせず、後半はいつもの後ろの方に座ったらアルカンヘルらしいキラキラした音が聴こえました。場所によって大分違って感じたが、曲に拠るところも多少あるのかもしれない。

打上で、スペイン留学で師匠のゴンザレスから「音が良い」と言われていたと本人が話していました。

 

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富川さんと池田館長
 

打上に参加しました。
富川さんは、アコラ発足前後に国分寺クラスタで何回か演奏を聴かせていただいた。アルカンヘルという名器を初めて聴かせていただいたのがたぶん彼か北口さんかだったと思う。その場で弦を交換し調弦しながら演奏するという荒業をやっていたのも印象的だった。アコラにも3回来て頂きました。その時に聴きに来られた方が今回も生徒さんで聴きに来られていたのは素晴らしいことだと思います。今、私が関心があるコスト編のソルの教則本についても意見交換ができ、充実したお話を伺えました。

ブログを書くにあたりプロフィールをあらためて見てみたら、「ガルシア・ロルカと同時代のギタリストたち」という論文も書いていた。そのことについても話を聞いてみればよかったと思いました。

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***

翌日は地元で磯節の全国大会の予選があり、どんなものなのか観に行ってきました。

全国から400名弱の参加者が集まり、予選会を2日間やり決選会は水戸のザ・ヒロサワ・シティ会館で2/11に行われます。

日本三大民謡です。

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***

昨年から確定申告をするようになったのだが、当時この辺の理解がなく会社でやってくれているものだとばかり思いこんでいて、追徴金を支払うという失態をしてしまいました。

今年はその反省から悩みながら準備しています。

  

***

過去のアコラで開催したイベント(当時のHP再現に努めました)
当時の受講生も、今や錚々たる演奏者・指導者になられていますね。やって良かった!

この会の趣旨  

       

Sorkitaguchi

フェルナンド・ソルを勉強する会

      
 講師: 北口 功
            富川 勝智

2010/7/25 Acoustic Life 

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■受講生の演奏&北口先生のアドバイス


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前半
1 (茨城) Nさん 北口先生 Op.55-1  二重奏曲
2 (茨城) Kさん Op.47-1 アンダンテ
3 (茨城) Hさん Op,31-1 アンダンテ
4(茨城)  Aさん Op.6-11 アレグロモデラート
5 (群馬) Mさん Op.6-8   アンダンティーノ
6 (神奈川)Nさん   Op.31-1 アンダンテ
7 (茨城) Sさん   Op.6-11   アレグロ モデラート
8 (茨城) Nさん Nさん Op.34 ランクラージュマン

後半
9 (茨城) Oさん Kさん Op.62    二重奏
10 (群馬) Mさん Op.31-23   エチュード
11 (千葉)   Wさん Op.11-6   メヌエット
12 (名古屋)Uさん Op.31-19  アンダンテ
13(茨城) Nさん Op.35-22  月光     
14 (千葉)  Kさん  Op.6-6    アレグロ
15 (茨城)  Yさん  Op.2-3    アンダンティーノ
16 東京) Oさん Op.29-17 アレグロ モデラート
17 (茨城)  Oさん   Op.29-1 エチュード、
                            Op.35-17 エチュード 

 

 

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■ランチタイム

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■富川先生レクチャー
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「ソルを勉強する会」レポート!(富川先生のブログより引用)
日曜日、ソルを勉強する会が行われました。ひたちなか市のギター愛好家の団体アコラさんの主催でした。このアコラさんの主催で「デ・ラ・マーサ兄弟のギター作品」というテーマでレクチャーコンサートを行ったこともあります。今回の講演内容は・・・うってかわって19世紀!

さて、今回のテーマは、19世紀のギターレパートリーとしては至高の作品群を生み出したフェルナンド・ソルです。講師は北口功さんと私、富川勝智です。
受講生は16名。聴講は5名ほど。受講生はソルの楽曲を演奏しなくてはいけません。「勉強するうえで同じ土俵にたちましょう!」というのが北口先生の意図です。
各受講生の演奏について、北口先生がコメントをします。「音楽とは何か?」「演奏することとは何か?」という点について各奏者の足りない点を優しい口調で解説。
しかし、その内容は音楽をやる人として「絶対に忘れてはならない」ことであり、実は内容としては厳しいものであったような気がします。

私はバイオグラフィーの面から、ソルの音楽へ切り込むヒントを与えるというテーマでお話していきました。約2時間ちょっと・・・。ソルが影響を受けた音楽、当時のギター以外の音楽界の様相・・・ちょっと面白い切り口としては、ソルのエチュードと当時のピアノ教則本ブームとの関連。このあたりにきづいていけると、ソルの音楽について切り口が見えてきます。
またソルの楽曲にスペイン的なものが少ない理由についてもお話しました。これは実はビウェラ以降の「ギター史」をある程度把握しておかないと理解できないものかもしれません。
 先日、バロックギター奏者アドリアン・ファン・デル・スプール氏のレクチャーではビウェラと当時のギターについて詳細に説明がなされました。そしてその音楽性についてもポイントを絞ってお話をされていました。私はこのレクチャーでは進行役兼通訳をしましたが、「なるほど!」と思ったものです。17世紀から19世紀において、人々にとって「ギター」とはどのような楽器だったのか?・・・どのような音楽を行う楽器だったのか?・・・これらの観点を忘れてしまうと、
ソルの音楽における「スペイン性」を見失う結果となるかもしれません。あと、ソルが作曲家、教育者としてどのような活動をしたか・・・も忘れてはならない点であると思います。
少なくとも初期の活動において「カリプソ島のテレマコ」でデビューした時点においてはソルはオペラの作曲家だったのですから。その後、ギター曲よりはアリアや合唱曲の作曲家として評価されており、それはロンドン時代まで続きます。ギタリストとしてだけ見ていると見失うソルの「音楽哲学」があります。

このバイオグラフィーの最後にソルの教則本について簡単にポイントだけ説明しました。バイオグラフィーを概観することで「ソルの音楽哲学」が理解できたという前提でお話しました。
そうすると、ソル教本に書いてある技術上のポイントが実にスムーズに理解できます。
ソルがギターの上に求めたのは、当時のそのほかの楽器奏者が実現していた技術レベル、音楽レベルだったのかもしれません。それを「ギター上でたやすく実現するためのアプローチ」を彼は追求したのかもしれません。当時のギター界においては異端のアプローチもあったのでしょうが、ソルは確信をもって「よい音楽をするための」技術論を教本内で展開しています。

時間の都合で、ソルと同時代のギタリストとの技術面、音楽面の違いまではふれませんでした(これは私が押上の天真庵などで19世紀ギターライブを行っているので、それを聴いた方には理解できるかもしれませんね) 。このあたりまで踏まえると、よりソルの音楽哲学が理解できたかもしれません。ソルの音楽のカタルーニャ性もあえて触れませんでした。これには当時のカタルーニャ地域の経済や政治体制も絡んできます。話が煩雑になるのをさけるため、あえてお話しませんでした。もうすこし時間があるならば・・・ふみこめたかもしれませんが・・・。
与えられた時間がやはり2時間ちょっとでしたので、ソル及び19世紀の音楽界を俯瞰するのにも足りません。もし、今後もこの勉強会が継続して行われるのであれば、「2日間」は欲しいかなあ!と。そうすれば、座学的なバイオグラフィー講義と、実学的なソル演奏に対するアプローチ法を両立でき、且つ統合できる「勉強会」にできるのかなあと思います。どちらにしても、今回この講座を準備するにあたって、19世紀の音楽界及びギター界を概観でき、資料を整理できたのはとても良かったです。まだまだネタになりそうな資料はたくさんありますので、是非またアコラさんのほうで「続編」を企画していただければなあ、と思います。

最後に・・・・こういう勉強会というものに、もっと多くの人に参加してもらいたいと思いますし、もっと興味を持って欲しいとも思います。特に若手のプロ志望ですね。ただ曲を弾いているだけだと、終わってしまうでしょうね、あと数年で。自主的に勉強会を企画するとか、講師を呼んで勉強会をしよう!とか・・・そういう「本当の意味でのアクティブさ」がギタリスト生命の生死をわけますよ。 クラシックギター奏者というものは、今だけを見ていては駄目です。過去を生き、そして未来へとつなげていかなくてはいけません。50年後の日本において、「ああ、そういえばソルの教本ってのがあったかもなあ・・・読んだことないけど・・・」という状況になってしまうことを危惧しています。数編の楽曲だけが残って・・・そこにソルの音楽哲学が失われてしまうという状況・・・これは由々しき事態ですよ。
そういう意味で、忙しいなかこの「ソルを勉強する会」を企画したアコラさん、中心人物のKさんの強い意思には尊敬を感じます。ただ自分たちの楽しみのためだけに集まって「腕自慢している」アマチュアの会とは違います(はっきりいうとそういう会もあと5年くらいで消滅するでしょう)。その点がとても大切。こういう会がもっと全国的に増えていけばいいのですが・・・。
ちょっと厳しい言い方になりましたが、ほんとうにギター音楽を愛している人がもっとプロにもアマチュアにも増えて欲しいと切に願います。





北口先生 コンサート
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Part1
   教育的作品Op.60-No.1, No.2, No.4

   教育的作品Op.31-No.1, No.2, No.3, No.4

   教育的作品Op.35-No.4, No.17, No.22

Part2
   メヌエット・イ長調(のちのOp.11-6)

   第7幻想曲Op.30

   悲歌風幻想曲Op.59





■ソルに関するQ&Aコーナー
  充実していました

  お疲れ様でした

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■打ち上げ

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◆感想を頂いています。

・昨日はお疲れ様でした。とても内容の濃い会になりましたね。
皆さんそれぞれのソルに対する思い入れや、真剣に打ち込んでいる姿が印象的で、
とてもいい影響を受けることが出来ました。北口先生の演奏は相変わらずダイナミックで、
後半の幻想曲×2も集中して聴くことができました。
また、シンプルな教育的作品の演奏がサスガで、難易度の高い複雑な曲よりも、
初級~中級者が取り組むようなシンプルな練習曲を美しく弾けることの重要性を
再認識しました。華麗なパッセージや多声の弾き分けよりも、そこにこそクラシック
音楽の美しさの本質があると思います。後半の大曲よりも前半の教育的作品の演奏
の方が、勉強すべき点が凝縮されている感があります。
・・・と、濃い会に影響され、濃いコメントになってしまいました。   
(Yさん)

・昨日はどうも有り難うございました。中身の濃い、充実した一日でした。
ちょっと無理をしたせいか途中で少しきつくなったのですが、北口先生の最後の演奏を
聴いて、すっかり元気になりました。また少し頑張ってみようかなと思います。
(Nさん)

・昨日は、ありがとうございました。素晴らしい企画に参加できましたこと、
とても感謝いたします。
北口先生の素晴らしい演奏を初めて聴いた方が、驚いていました。
自分の演奏は、めちゃくちゃでしたが、最期まで弾けたからよしとして、
また頑張ろうと思います。31-1は、納得できるまで、弾き続けようと思います。
大好きですから。
富川さんのお話もよかったです。
難しいお話だと、睡眠不足の私でしたから、こっくりこっくりしちゃったかもしれませんが
ひきこまれるような感じでした。
帰りは、電車のなかで4時間足止めになってしまいましたが、Nさんとたくさんお話ができて、
いい1日になりました。ソルの教本を見ながら、この曲もいいわよ・・・なんて話をしながら・・・
家に着いたのは、深夜でしたが、さっそくギターを取り出し、31-2を練習始めました。
やる気満々です。

ときどきフリーコンサートに出させていただきながら、人前での演奏に挑戦していきたいと
思います。これからもよろしくお願いたします。
(Hさん)

・昨日は、はじめてお伺いし、とても楽しい、充実した一日となりました。
勝田ははじめてですが、道路も立派で街並みも綺麗ですね。また、ホールは音響も素晴らしく、
音楽にかける思いが伝わってきました。また、壁にかけられたキルト、見事でした。

さて、昨日は、信号故障で、羽鳥でストップ。Hさん、宮崎台の若い男性も一緒でしたので
心強かったです。ギターの話で盛り上がりました。結局、家に着いたのは、今日の1時半。
先生方は大丈夫でしたかと心配して帰途につきました。
これも忘れられない思い出となります。
(Nさん)

.・先日はソルの勉強会に参加させて頂きましてありがとうございました。
たいへん充実した1日でした。
ソルについても知らなかった事を沢山知ることができました。
北口先生の悲歌風幻想曲久しぶりに聴く事ができ感動でした。大きな幻想曲2曲をきいて、
すごく得した気分で帰って来ました。
あらためて、ソルの素晴らしさを再確認し、練習曲集を
引っ張り出しやり直してみようと思っています。
(Oさん)

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